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【映画鑑賞記録】ジョージ・A・ロメロ
「ジョージ・A・ロメロのアミューズメントパークが面白かった」という話を映画好きの友人から聞いて軽い気持ちで観てみたのだけど、まあまあ胸糞悪い話ではあった。ロメロはなんでこんな映画撮ったんだ?
軽く調べてみたところ、ルーテル教会からの依頼で制作された作品とのこと。
年齢差別や高齢者虐待を題材にした教育映画として製作されたが、製作依頼者のルーテル教会が内容の悲惨さを理由に映画を封印した。
時系列で追うと、ロメロの代表作と言っても過言ではない「ナイトオブザリビングデッド」の公開が1968年、「アミューズメントパーク」は1973年。確実に「ゾンビ映画撮った監督」ということを前提に制作を依頼しているということだよね。なんでそうなった?
それが本当に意味が分からなくてネットで調べてみたのだけど、そこの経緯をちゃんと説明しているソースを見つけることができなかった。「アミューズメントパーク」「ルーテル教会」の英語版Wikipediaも読んでみたけど撮影依頼の経緯は言及されていなかった。めちゃくちゃ気になる。
ルーテル教会のことはよく分からないけど、「ナイトオブザリビングデッド」にそのヒントが隠されているのかな?と思ってそっちも鑑賞してみた。これぞまさしくゾンビ映画の金字塔。初めて観たけど面白いな。でも「なんでそうなった?」の疑問は払拭できず。バッドエンドで胸糞悪いという点は共通してる。バッドエンドの映画を撮って欲しかったけど、バッドエンドが度を越していたということなんだろうか。
何でもネットで調べれば分かる便利な時代になった。でもどれだけ調べても解き明かせない謎はある、という教訓を得た。ってどういう結論やねん。もうええわ。
というわけで「アミューズメントパーク」、特にお勧めはしないです。
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