僕の頭は真空管アンプ
ヘッダー画像は有名なギターアンプ、Marshall JCM シリーズだ。大体どこのスタジオ、ライブハウスにも常設してある定番の真空管アンプ。僕は週に一回くらいのペースで音楽スタジオに入っているので利用する機会も多い。
しかし今日の主題はアンプではなく、オンとオフの切り替えの話だ。スタジオでぼーっと Marshall 見てたらふと、「僕のオンオフの切り替え方は真空管アンプのようだな」と思いついたので投稿してみた。
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「オンとオフの切り替え」という表現は、主に「仕事とプライベートの切り替え」という文脈で使用される。休みの日に仕事のことから離れたいのに離れられない人、そもそも休みの日でも好んで仕事のことを考えたい人は「オンオフの切り替えが無い」とか「下手」などと形容される。そのように僕は理解している。
もともと僕はオンオフをきっちり切り替えるタイプで、休みの日に入った快活クラブで「日経トレンド」などを手に取ることはあり得ない。そんな本は目にしたくもない。(オンの時でも読む気無いけど)
しかしよくよく考えてみると、僕のオンオフ切り替えは「営業日と休日」以外の場面でも機能しているのでは?と最近思うようになった。
ここで再び Marshall の話に戻る。
Marshall に限らず、真空管アンプには大体画像のように「POWER」と「STANDBY」の二種類のスイッチが配置されている。真空管アンプは繊細な構造のため、電源を入れたままシールドを抜き差しすると負担がかかり故障の原因になる。なのでシールドを抜き差しする際は一旦電源を切る必要があるのだが、真空管アンプは電源をオンにしてから音が出るようになるまで少し時間がかかる。そのため「STANDBY」という一時的に電源を無効にするボタンが用意されている。
「STANDBY」を切ってからシールドを抜き、差した後に「STANDBY」を入れればすぐに音が出る。そういう仕組みだ。
仕事のMTG中でも隙あらば雑談を差し込む僕の姿勢は、この「STANDBY」ボタンのようなもので制御されている。そう考えるとしっくりくる。要するに僕は仕事中であっても平気で「STANDBY」ボタンを切る男なのである。むしろ逆でずっと「STANDBY」を切りながら仕事をしていて、必要な時だけ「ON」にしている可能性すらある。
要するに、それくらいの緩さで仕事してるくらいが丁度ええと思うで、ピリピリしてないで肩の力抜いて行こうやないか。
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