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重い腰を上げて着手

休んでいる間にやっておきたいことがいくつかあるが、その一つが断捨離、かたづけ
そもそも引っ越してから日が経っていないので、大幅な片付けは必要ないはずなのだが、引っ越し時に完遂できていなかったものもそれなりにある。

しかし、”かたづけ祭り”(by近藤麻理恵さん)。すぐには着手できなかった。
メンタルの調子が悪い時は断捨離するといい、というのをどこかで見たような気もするが、疲れた私にとって”残すか手放すかの判断”を行うだけのエネルギーが不足していた。
なので、本棚に入りきらなくなっている本や、雑然とした部屋を見て、決して綺麗好きとはいえない私でも心が落ち着かなかったものの、かたづけを始めることができなかったのである。

休職に入って半月、実質7月7日から休みモードに入ったので約1週間経過したとき。来月受けることになっている研修に参加する時の服に困るな…と思ってブラウスを購入。その後クローゼットを開けた時、ふと”これはもう要らない”と感じた服があり…”そろそろ始めますか”と重い腰を上げることにした。

こんまりさんの教え?に従い、まず衣類から。行方不明になっていたシャツも発見。
次に気になっていた自室にある本棚。休む直前にさしあたり持って帰った資料も、手をつけることができずにあえてそのままになっていたので、それも部屋のエネルギーを停滞させているように感じた。
順番は違うけれど、それらの資料を一通り整理し、半分以上破棄した時に、ふっと力が抜けるような気がした。

ああ、ほんとに一区切りなんだな。と思った。

仕事関連の書籍については、引っ越し時にかなり量を減らしていた。でも1年ページを開かなかった本がたくさんあった。一方で、それらを手にした時、読んでいたときの頑張りなども浮かんでくる。
完全に手放して良いのか、今は決められない
でも…今後少しベクトルの方向を変えるにしても、何らかの相談を受けた時に自分の引き出しとして使う可能性はありそうだ、とも感じた。

ふと気づく。
今の仕事の延長(業務内容は変えずに職場だけ変える)のではなく、気になっている業務へ転向する気になっている自分に。

そして、今までの頑張りを無いことにせず、白紙に戻すわけでは無いのだ、とも。

今の自分は、今までの自分でできているのだから。

休職の間に、自己理解、自己受容に関する学びと同時に、関心領域の学びを進めたいと思っている。その上で、自分の仕事をなんのためにどうするのか、改めて自分と決めていきたい。今はまだその過程にあるので、手放すことを決められない本については”今は”残す、という判断をした。

改めて、かたづけは自己と向きあうことそのものだな。と感じた。