わたしのさみしさについて
ひとりでいることのさみしさについて、少しずつ、変化を感じている。
亡くなってから一周忌までの1年は、正直なにがなんだかわからなくて何もかもの感覚が麻痺している状態だった。なので、「彼が亡くなってさみしい」と思うことは案外なかった。「さみしい」と思うことすら、思えなかったのだ。
一周忌を迎えたころ、からだを壊し、日々生活することが困難になった。(それまでは普通に生活し、旅行にも行き、それなりに楽しく過ごしていた)引きずるようにからだを起こし、無理やり会社に行き、それでも遅刻