作業工程ごとのポイントを押さえた段取りの立て方【忍者の技と知恵 #316】
目的を達成するには段階があります。その段階を組み立てるのが段取りというものです。段取りが上手くいっていれば物事をスムーズに進める事ができますが、単純に作業工程を分けるだけでなく、その工程ごとのポイントがどこかを意識する事ができたらより良いでしょう。
反乱を起こしそうな人、戦いの火種になりそうな危険人物には平和な時から目を光らせ、ターゲットには監視役の忍者を近づけておく。これを「桂男の術」といいます。
桂男の術では、ときに子供を忍者に仕立てて敵中に送り込むことがあります。子供を養子や奉公で敵中に潜り込ませたときには、親や兄弟として連絡・相談役の忍者を敵の近くに住まわせます。
子供を使う桂男の術は、子供の見た目によって敵の警戒の目を抜けることが目的です。そのため、警戒をクリアする能力はあっても、任務遂行に必要な他の能力に欠けています。分析・報告を担うプロの忍者を近くに住まわせ、コンビネーションで任務を遂行します。
桂男の術では、ターゲットに接近する段階(ポイント:敵の警戒を抜ける)、話を聞き分析する段階(ポイント:情報の信憑性を評価し丁寧に分析する)、主君に報告する段階(ポイント:上司に確実に伝え情報共有する)で工程を分け、適材適所に人材を配置しています。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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