敵忍者の動きを予想しろ。問題は予想して対処する!【忍者の技と知恵 #183】
城や陣地、屋敷に籠るとき、敵の進行ルート上に「外聞」という警備兵を配置します。
警備や警戒は城の防御においてとても重要ですが、全方位に気を配って注意をすることは大変です。十分な人員がいれば守り切れるでしょうが、現実問題そうはいかないことがあります。
そこで敵の進行してきそうな場所を予想して外聞を配置し万が一に備えます。敵の進行してきそうな場所というのは方位占いで「敗鬼神」となる方位です。これは味方にとっては敗なので凶ですが敵にとっては吉方位なので、敵忍者の現れる可能性が高いです。
問題の対処というのは発生してから対処するのではなく、発生しそうだと予想してそれを受け止めに行くように備えることが大事です。発生してからの対処は後手に回りますが、予想しての対処は先手を取れるので事態の回復を素早くできます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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