相手を尊重して信頼を得る「義理」上忍の条件8【忍者の技と知恵 #133】
最も優秀な忍者を忍びの上手「上忍」と呼び、忍術伝書『万川集海』によれば上忍と呼ばれる忍者は、9種類32個の条件を達成したものであるといわれます。
第8個目に出てくる上忍の条件は「義理」に厚いです。
義は正義、正しいことの意味。理は理、分かりやすく言えばルールで、人が決めたものではなく自然に存在する不変の法則という意味です。つまり「義理」とは正しいとされる不変のルールで、人間社会において互いを認め関係を維持するために行われる慣習です。
義理を守るというのは、相手の利益や立場を尊重することを示し、信頼関係を構築、維持して守ることにつながります。人は社会の中で生きており、社会では個人の力よりも集団の力が重要になります。義理を守り、信頼を獲得し、仲間を大切にすることはいざという時大きな力になります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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