適材適所で人を使うチーム。「適材」と「適所」で戦略を立てる忍者の視点【忍者の技と知恵 #274】
誰もが才能を持って、なんでもできるものではありません。適材適所に人を配置して、チーム全体で目標達成できるように行動するのがチームプレイの利点です。
忍者は敵国内の住人を仲間(協力者)にし、いざ戦になったらこれを潜入させる「里人の術」を使うことがあります。
しかし、協力者「里人」を作っても、里人に任務遂行の能力がなく不安なときがあります。そのときは、里人の従者と言って忍者が共に潜入し、忍者が任務を行います。
人を配置するのに考えるのは、その人の能力「適材」とその仕事で一番負荷がかかるところ「適所」です。里人には忍者としての能力はありませんが、その国の人間という能力(敵の信用を得ている)があります。任務で一番の負荷になるのは敵陣に忍び込む瞬間で、忍び込んでしまえばあとは自由です。
一つの才能しかなくても、それを適所に組み込むだけで仕事全体にかかっている負荷が大きく解消され、他の人は自分の仕事に専念することができるようになります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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