人付き合いの安全対策。悪い事に引っかからないために【忍者の技と知恵 #315】
誰しも人の見た目や年齢で、意識的・無意識的にどんな人か?信用できるか?怪しくないか?を測っています。それは見ず知らずの人とこれからどう付き合っていけばいいかを判断するために重要な行為ですが、ときに判断を誤り詐欺に引っかかってしまうことがあります。
反乱を起こしそうな人、戦いの火種になりそうな危険人物には平和な時から目を光らせ、ターゲットには監視役の忍者を近づけておく。これを「桂男の術」といいます。
桂男の術では、ときに子供を忍者に仕立てて敵中に送り込むことがあります。家族・親類など親しい仲の子で、特に美人の子供を養子や奉公に出します。時が来たら偽言を流して混乱させたり、ターゲットに毒を盛ります。
敵は子供だからと油断し、かつ美人だから可愛がって甘やかしてしまいます。児童の忍者は信頼関係による隙ではなく、一方的な油断を作り出すことができるということです。
人の油断は信頼関係の隙間、つまり相手を信じたことによる思考放棄の油断だけでなく、可愛いや好きという好意による思考停止の油断もあります。人と付き合うとき、自身の思考状態を客観視することが悪い事に引っかからない安全対策になります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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