夜討ちを受けたら安全確認!緊張状態から解放された気の緩みに忍者は付け込むぞ!【忍者の技と知恵 #239】
陣地や城が敵の夜討ちを受け、応戦し、敵が撤退した後は内部に敵忍者が居残って味方に紛れ込んでいないかよく確認します。
こちらが夜討ちを仕掛けて引き上げたとき、敵忍者が紛れ込む危険がある事は前回の記事(#237、#238)で話しましたが、逆に夜討ちを受けた場合も紛れ込まれる危険があります。夜討ちを受けたときというのは、咄嗟の事態に対処するのにてんやわんやで頭がいっぱいになります。敵が撤退したら危機が去ったと思い安心して心が緩む。この隙に敵忍者はつけ込むのです。
夜討ちを仕掛け撤退するシチュエーションでは、勝利の喜びによって心が浮かれて緩み、注意力が低下します。夜討ちを受け撤退されるシチュエーションでは、いとまの無い対応の緊張状態から解放され、安心した心の緩みが注意力を低下させます。どちらも戦闘という緊張状態から解放されることで発生する気の緩み、注意力の低下が危ないポイントになっています。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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