段取りを組んでただやればいいわけじゃない。工程をチェックし精度を上げる意識を持て【忍者の技と知恵 #317】
目的を達成するためには、ゴールを目指して段取りを立てます。段取りはゴールまでの順番を整理したものですが、段階を踏んだ、工程を踏んだからおしまいではなく、各工程や相互の立場で見落としをつつき合うことがより高精度なものを生み出すことに繋がります。
反乱を起こしそうな人、戦いの火種になりそうな危険人物には平和な時から目を光らせ、ターゲットには監視役の忍者を近づけておく。これを「桂男の術」といいます。
桂男の術で忍者をターゲットに近づけたら、近くの街に「相談人」を潜伏させます。これは、潜入した桂男の情報を受け取って敵情を分析したり、桂男の支援をする人です。さらに「通路人」という、本国の主君に情報を報告する人を用意します。
情報戦、諜報(敵の隠している情報を探る)活動の工程は、①相手の情報を探る。②入手した情報を分析する。③上司に報告する。におおまかに分けられます。これらは一方通行ではなく、現場の情報を得て、分析したことでまだ足りない情報があることに気づきさらに情報を集めたり、分析した内容を上司に報告したことでさらなる疑問を投げ返されたりするように、行ったり来たりすることで精度を上げていきます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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