物事をスムーズに運ぶ。障害の発生原因を見つけて回避する。【忍者の技と知恵 #294】
仕事を含めた様々な物事をスムーズに運ぶためには、発生する障害を考えて回避する必要があります。障害の発生原因を見つけ、その原因を避けることができれば障害は回避できます。
忍術で、潜入している敵忍者を捕まえて仲間にし、偽情報を敵に届けさせて罠にはめる術を「天唾の術」といいます。
捕まえた敵忍者を味方「反間」にしたら敵の情報を細かく聞き出し、さらなる情報収集のため敵城に送り返します。敵は反間を味方だと思っているので怪しむことはなく、反間自身は自由に行動できます。
忍者の活動は秘密に行われることに意味があります。存在を相手に知られない、相手の意識に留まらないからスムーズにこちらの作戦を遂行できる。そのため忍者は相手に怪しまれるということを大変嫌いますが、反間は怪しまれるリスクが元々低いので有利です。
こちらの意図に対して、相手が嫌な感情を示すとそれは障害になります。こちらの目的達成が遅れたり、場合によっては達成できなくなります。相手の視点に立ち、こちらの行動や計画はどう見えているのか?それをどう感じられているのか?を想像することが障害を減らしてスムーズに事を運ぶことにつながります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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