油断は禁物!仲良しでも利害一致で信頼関係を強化せよ【忍者の技と知恵 #344】
人と仲良くなり、相手を理解して、仲間になっても、その人の本心を100%捉えられたわけではありません。人の心は把握するのが難しく、その場その時によっても変わってしまうものです。
忍術では、敵に仕えている人を味方忍者(身虫)にする方法を「身虫の術」といいます。ターゲットに近づいて仲良くなり、内心や性格を理解したら、話を切り出して仲間にします。仲間にした身虫には成功報酬として広い土地を与える約束をし、父母妻子などを人質として差し出させ、契約書を書かせます。これで初めて味方忍者として使います。
仲良くなった、気の置けない関係だからとはいえ、それを強固に保つためにも利害の一致を作らなければなりません。具体的な利益を提案し、人心を確実に掴んでおくことが大切です。人の気持ちに甘んじていてはいつか痛い目を見るでしょう。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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