賞罰は上司が部下を評価するのではなく、部下が上司を評価する【忍者の技と知恵 #192】
国や将軍は忍術を学び、兵法を理解して防衛策を立てしっかりと実行すれば、敵忍者の侵入はほぼ不可能になります。侵入されたとしても被害は一時的なもので、長期の平和は維持されるでしょう。
褒賞や罰則は誰が見ても公正であるように実施することが大事です。公正さがあることで部下は上司を信頼します。よって敵忍者は偽言を流したり、不満に付け込み謀略を仕掛けたりすることができなくなります。
賞罰を与えることで上司は部下を評価していると思いがちですが、同様に部下も上司を評価しています。賞罰に公正さがなければ上下の信頼関係は崩れます。公正さがあれば信頼感は高まり、褒賞が貰えるよう働き、罰則を与えられないよう注意します。賞罰は部下に評価されるタイミングであることを理解しなければなりません。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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