騎馬武者と歩兵の警戒で対応力を上げる【忍者の技と知恵 #182】
城や陣地、屋敷に籠るとき、敵の進行ルート上に「外聞」という警備兵を配置します。
外聞は50m間隔で歩兵を一人、200m間隔で騎馬武者を一騎配置します。緊急の知らせをリレー形式で本陣に伝えたり、問題発生時に仲間の外聞を支援します。
歩兵と騎馬武者を混ぜた警戒は敵の攻め手を悩ませることができます。警備兵が歩兵だけなら歩兵の動きを予想した作戦だけで十分ですが、騎馬もいるとなれば歩兵と騎馬両方の動きを予想しなければならなくなります。複雑な印象を与えることで難しいと思わせ、敵の攻める意志を挫きます。
一つの問題に対して複数の行動力(または手段)を持つのは大事です。問題に直面したとき対処法Aが上手くいかなくてもBがあることで心に余裕を持って対応できます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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