占いは不確定な未来を見て、そこに向かうべき対策や心がけを取るためのもの

古神道において占いは対価・犠牲が伴うといい、陰陽道を用いる兵法家も完璧な勝利を狙ってはならないと警告している。これって収穫逓減の法則(土地を増やしても収穫量が上がるだけでなく疲労も上がる)が働くことを感覚的に理解していたのかな

また、火を起こすには薪がいるし、車を走らせるにはガソリンがいる。物を買うには金がいるというごく自然な問題も当てはめられる。

もしかしたら占いは、占って見た結果について現在とその未来の時間的繋がりを予想し、実質的な対策や心がけを行い、ifに対して進んでいくのが重要なのかもしれない。

占いは当たることもあれば外れる(外すことができる)こともある。ifは無数に存在し、現在の行動で分岐する。占いはこのifの一つを見せてくれるのかも(SFみてえ笑)

ちなみに量子論の多世界解釈では、宇宙は誕生してから現在まで枝分かれしており、たくさんの世界が同時に存在しているという。この今自分が存在しない分岐世界がifだったといえるのかもしれない。

占いが信憑性がないのは分かる。だが、嘘の証明も真実の証明もできないのなら論点を変えて、この不確実なツールを効果的に使う方法を考えるのが忍者の考え方かな

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home