「忠誠」とは言うことを聞くのではなく、裏切らないこと。上忍の条件1【忍者の技と知恵 #126】
最も優秀な忍者を忍びの上手「上忍」と呼び、対して下手な忍者を「下忍」と呼びます。(中間に当たる忍者は「中忍」)
忍者を扱う将軍は、その忍者のレベルが上忍なのか下忍なのかを見極め、雇用したり能力に合った仕事を割り振らなければなりません。忍術伝書『万川集海』によれば上忍と呼ばれる忍者は、9種類32個の条件を達成したものであるとされます。
第1個目に出てくる上忍の条件は「忠」忠誠心があることです。
忠誠心のない者は信頼が置けないため将軍の立場では扱うことができません。忠誠とは言う通りに働くことを示すのではなく、裏切らないことを示すものです。裏切らないから上官に尽くす、これは過酷な状況下でもなんとか活路を導き出して目的を達成する思考力と行動力につながるものです。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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