上司と部下を繋ぎ、一体となって事を達成する「忠勇義」上忍の条件19【忍者の技と知恵 #144】
最も優秀な忍者を忍びの上手「上忍」と呼び、忍術伝書『万川集海』によれば上忍と呼ばれる忍者は、9種類32個の条件を達成したものであるといわれます。
第19個目に出てくる上忍の条件は「忠勇義」です。
忠誠心・勇気・正義の心を持ち、主君に命を捧げる覚悟が忍者には必要です。忠誠心は主君と家臣の心を繋ぎ、勇気は行動力となり、正義は絶対の自信になります。
優秀な部下の素養が忠勇義です。部下は上司への信頼を持ち(忠)、素早い行動、実行、やり切るメンタリティ(勇)を持ち、思想や行動が正当