見出し画像

過食癖をやめたい!私が普通にごはんを食べれるようになった方法

幼いころからずっと肥満体系で、中学生の頃は80kg近くまでぶくぶくと成長したわたくしきやし。

地道なダイエットでマイナス20kgを達成するも、その後食事がうまくできなくなり「痩せて幸せになる」はずが、ダイエット生活は続き思っていた幸せとは程遠い生活を送ってきました。

中でも体重を気にして、過食や拒食を繰り返してしまい”普通に食事をする”ということが出来なかったのが一番つらかったことだと感じています。(お腹がいっぱいだからと残したり、人前でたくさん食べたり、後で食べようができる人が羨ましかったし、出来ない自分を責めたりしたよ。)


羨ましいと思っていた”普通の食事”ができるようになった私が、10年以上かけて克服した方法の中から、特に重要だと思ったものをまとめました。

方法というよりは、考え方や感覚を知ると表現する方が近いのですが、小手先のテクニックは無いので、時間をかけて実践してみてほしいです。

▼これらに当てはまることがある方にぜひ読んでほしいよ!

・ストレスなどですぐに過食してしまう
・常にカロリーが気になる
・食事を減らしてでも甘いものを食べたくなる
・完璧に痩せた姿が本来の自分だと思ってダイエットしている
・他人と比べて自信を失ってしまう
・痩せないと他人に受け入れてもらえないと思うことがある


自分がどういう時に過食してしまうか考える

まずは自分の過食の傾向を知るところからだと思います。

どうしてもダイエットがやめられないなら、過食してしまう時の条件をメモしておいて、その状況にならないように工夫することが必要です。

例えばわたしの場合は、合わない人と無理して食事をした後は異常に過食衝動がきてしまったり、外で我慢した日は(食事だけでなく対人的なことでも)帰ってからとにかく食べていました。

無理して合わない場所にいることがすごくストレスだと気付けたので、それをやめるところから始めました。


禁止の食べ物をつくらない

画像3

人は禁止されればされるほど、その物のことを意識してしまいます。

これはカリギュラ効果といって、ダイエットでは食事制限されることによって起こる人間に備わっている反発心のようなものなのですが

例えば”ダイエットに良くない食べ物”として、甘いものを禁止してしまうと「甘いものは食べちゃダメだ甘いものは食べちゃダメだ…」と、ずっと意識の中にある状態になってしまい、それへの欲求をより強めてしまいます。

つまり特定の食べ物を禁止するというダイエット方法では、その物への欲求をより強めてしまう結果になるので、過食に走りやすくなってしまうということです。

私もストイックダイエット生活の中で禁止していた、シュークリームやサンドイッチ、ポテチやマクドといった、毎日目にする生活に密接に関わってくるジャンクな食べ物を過食してしまうことが多く、毎日シュークリームのことで頭がいっぱいな時期もありました。

今考えるとかなり病的だったと思います。

もしダイエットをするとしても、禁止の食べ物を作るのではなく、普段から栄養バランスのとれた食事をすることを第一に心掛ける。それでも食べたくなったら何でも食べる。という意識でいると、自然に過度な欲求はなくなっていきました。


自分を大切にする感覚を手に入れる

そして、↑をするのに必要なのが、この自分を大切にするという感覚を手に入れることです。

私自身も、禁止はつくらない方が良いと分かっていながらも長年それが出来なかったのは、この感覚が欠けていたからだと自覚しています。

きっと私と同じように、自分の体形やダイエットについて悩んでいる人に多いのが

”自分より他人を優先してしまう”

言わば優しい性格の持ち主の方なのではないかと思います。

そういう人はまず自分を優先する(自分の気持ちや感情を大事にする)ということが、関係ないようで実は超重要なこと。

簡単に言うと、自信がなかったり痩せることが最優先事項になってしまっている人の根本の願いは「大切に扱われたい」という愛情欲求だからです。

画像1

自分を優先するには、まず自分の感情をちゃんと受け入れて、その場で表現できないとしても、自分の中では消さずに置いておくということが大切です。(無理に合わせない、無理に笑わない、疲れたらすぐ休むとかも大事)

そして、自分が好きな人に対してしてあげることや、するであろうことを自分に対して徹底してやってみることです。

例えばわたしの場合は、金銭的余裕のなさも手伝って毎日の食事をカロリーだけ抑えたテキトーなものにしていたのを、しっかり手間暇かけて自炊をしたり、食べたいものが何なのか考える時間を作ったりと、徹底して食と向き合いました。

あとふわふわのバスタオルで体を拭くとか、ちょっと良いコーヒーを飲むなどの日々の些細な幸せが大切だと感じています。


痩せたらしようと思っていることを今すぐする

そして、ダイエットと過食を繰り返してしまう人に多く当てはまるのが、痩せたらこういうことができるという妄想で頭がいっぱいになってしまっている状態だということ。

これはただやりたいことを先延ばししているだけで、今すぐにでも出来ることがたくさんあると思います。

例えばわたしはロリータの服がずっと着てみたくて、痩せたら着ようと夢見ていたのですがこの「痩せたらしようと思っていることを今すぐする」が大事だと知って着てみた時期がありました。

結果、太って着ても痩せてから着ても「ロリータ服を着こなすには精神性が大切なんだ…」と知ることができて、がに股で歩く自分を受け入れることができました。(何でもやってみないと、その時自分がどう思うか分からないというエピソードです。笑)

些細なことで良いので、何でもできることからやってみてほしいです。

▼やりたいことをすぐにやってみようと思える!きやしおすすめ映画「アイフィールプリティ」

画像4


最後にまとめ

わたしが過食癖を克服し普通にごはんが食べられるようになった方法をまとめてみました。

「分かってるけどそれが出来ないんだよ!」な内容もあったかと思いますが、わたしも10年以上かけてやっと克服できたので地道にコツコツやっていくしかないのかなとも思います。

個人的にはSNSが超普及している今、ダイエットに執着してしまう理由の一つに、”他人と比較して自信を失ってしまう”という現象もかなり影響してると感じています。もちろん身近な人相手でも、比較してしまうことはよくありますよね。

でも、比較して優越を感じたいという欲求を手放すことが、過食癖をなおすのにも幸せを感じるのにも実は最も近道です。

そして比較癖をなおすには、人を表面的な部分で判断するのをやめて、もっと他人と深く関わることが大事なことだと思います。

過食癖もダイエット由来のお悩みだけど、実は人との関係が深く関わっているということを知っておいてほしいです。

ここまで読んでくれてありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです。

※過食癖は本人が思っているより深刻な場合もあるので、お悩みであれば医療機関への相談も検討してみてください。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?