人の話にリアクションする前に、自分と和解するのが先決です。

ノリが悪い、人の話にうまくリアクションできない……とお悩みのかたへ、恋愛賢人から引き出した3つの情報をお知らせします。

①自分の見た目に納得できていますか？

言葉や態度だけつくろっても自分の外見に自信がない人は、

笑ったり話したりしてみせることが怖くなって、何となくぼんやりした反応になりやすい傾向があります。

そういう場合、交流する前に身だしなみを整えて、外見をスタンバイさせることが先です。

恋愛したいのに恋愛できる格好じゃない、女性として見てほしいのに女性と思ってもらえる格好はしていない……といったモヤモヤがあると、自分でも納得行かない外見で彼とコミュニケートしなければならなくなりますよね。

そうした負い目があると、リアクションが鈍くなってしまうのです。

ヴィジュアルを用意することに一定の時間をかけてみて、自分なりに納得ができれば、鈍かったリアクションも変わってきます。

「そこまで女らしさにこだわりたいわけじゃない……」というのなら、ますます準備がいります。女っぽさを強調せずに、いかにして自分の魅力を表していったらいいでしょうか？　路線を決めて、外見を整えましょう。

💡「なりたい自分」が決まり、自分で納得感のある姿かたちを用意してから彼と会えば、リアクションは向上しやすくなります。

②反応速度を気にしすぎていませんか？

また、「早く反応しなくちゃ！」という焦りが強い人は緊張しやすいため、自分でリアクションを難しいものにしています。人から話しかけられたとき、反応速度のテストでも受けているかのごとく、自分の反応の早さに、過度に意識が向いてしまう状態です。

早くてうまいリアクションができたら、確かに素晴らしいです。できれば2秒以内に……。でもそういうことは上級者コースの課題で、もともとリアクションに不安がある人の悩む内容としては高度すぎます。

スピードを出すのは慣れてからにしたほうが安全です。初期に肝心なのは、「早く」反応するより、同調性を磨くこと。彼にシンクロすることです。

💡目の前の相手にペースを合わせることへと意識を振ってみると、自分の反応も自然に変わってきます。

③「これじゃ嫌われてしまう」と思うと怖いですか？

「気に入られたい」「嫌われたくない」という気持ちが強い人は、反応が固くなってしまいます。

大好きな人から嫌われたくない。起きて当然の感情です。好きだからこそ怖くなるんですよね。

でも無駄です（ごめんなさい）。これを言ってはおしまいですが、気に入るも入らないも彼の気分は彼次第、彼の反応は彼にまかせるしか……。最終的に好きになってもらえるかは、彼自身の意志です。

もともとこちらに決定権がないことを頑張るから、ストレスがかかってリアクションが重くなる。💡コントロールできないことは手放したほうが、軽やかにリアクションできます。

好かれるか嫌われるかは、自分の領域外の問題ですが、自分自身の行動変容ならコントロールできます。彼が好むワードを口にする、彼が嫌がる行為はひかえる、などといったことなら、工夫できる余地がある。💡自分でコントロールできる範囲のことに焦点を当ててみましょう。

意識のバランシング。

まとめてみます。

①見た目問題の重要性は、侮れません！　自分の外見に過度に自信がない人は、相手の話に反応するどころじゃなくなってしまいます。その点は解消に努めたほうがいいでしょう。

その後、②「早く反応しよう」と思えば自分中心的な意識になってしまう、③「嫌われたくない」と思えば相手の感情を気にしすぎてしまう、という問題が湧き出してきます。

②と③については、要はバランスです。

自分のことを考えすぎてうまく行かなくなったら、相手に合わせることへと意識を振ったらいい。相手の気持ちを気にしすぎてうまく行かなくなったら、自分ができることに意識を持ってくるといい。

そんな感じで、どちらかに偏ったら「えいっ！」と逆方向に意識を振ることをおぼえると、軽くてイイ感じのリアクションが出るようになりますよ♪　バランス重視。お試しいただければと思います。

いずれにしても、自分自身の外見か内面に何がしか整理がついていない問題があると、人の話にスムーズにリアクションできなくなってしまうのです。自分と和解するということ、意識してみませんか？

★恋愛賢人からの３ポイントアドバイス

・外見を整えると、リアクションが向上する。
・早く反応するより、彼のペースに合わせよう。
・「気に入るか」は彼まかせにして、コントロールできないことは手放そう。