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bosyuプロのステートメント作成の裏話。

こんにちは。bosyuのプロダクトマネージャーの人です。この度、「bosyuプロ」という「いつものしごと」でbosyuを使われる方々に向けた新しいプランの事前登録を開始しました。

bosyuプロの事前登録ページには、私たちがbosyuプロに込めた想いを散りばめたステートメントを載せています。

コンバージョンを考えるだけであれば、ステートメントを載せる必要なんてありません。それよりも、コンバージョンにつながる仕掛けを入れる方が理にかなっています。

それでもあえてステートメントを考えることに時間をかけ、そしてそれらをページに入れる選択をしたのか。

このnoteでは、そんなステートメント作成にまつわる裏話をお伝えしようと思います。

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bosyuプロって何?

簡単にいうと、報酬つきのbosyuをおトクに利用できるプランです。システム利用料が報酬金額の3%(この水準の手数料で運営しているサービスは他にはありません)に下がり、報酬の金額を自由に設定できるようになります。

いまクラウドソーシング系のサービスで仕事をされている方々に向けた機能として、2020年3月頃目標でリリースすることを決めました。(このnoteが公開される前後では、まだ事前登録段階です)

なんで新しいプランを作ることにしたの?

ふつうのビジネス的な観点でいえば、サブスクリプション型で一定の安定した売上を作りたかったという点に尽きると思うのですが、bosyuプロにおいてはあまりビジネス的な部分を意識していません。

それよりも、bosyuというツールを使って「いつものしごと」にまつわる課題を解決できないかという点を考えた結果、新しいプランを作ることにしました。

また、以前の記事で、bosyuは「仕事未満をしごと」にしたかったということをお伝えしたのですが、「いま」仕事をしている人たちにとっても、bosyuをより良い場所にしていきたいというのが私たちの考えです。

その意味では、bosyuプロはいわば「先輩」向けのプランだとも考えています。最初の一歩を簡単にしていくことも大切だと思っていますが、その先の道についてもより良い状態にしていきたいなと思っています。それでこそ、最初の一歩が踏み出しやすくなるので。

クラウドソーシングにおける課題と、私たちが実現したい未来を考えたときの結論としてのステートメント。

報酬付きのbosyuを出せる機能をリリースする際におこなったヒアリングでは、クラウドソーシングサービスを利用して働く方々にも数多く話を聞きました。

そこにはもちろん色々な課題があったのですが、「集客面」や「手数料」面での不安が顕著でした。

集客に関してはbosyuがもともと得意としていたものですが、手数料については手探り状態でした。

結果的には価格破壊ともとれる水準での提供となったのですが、私たちが実現したい世界観を考えたときにはベストな答えだと思っています。

そんな世界観を伝えるためには、サービスとしての価格メリットを訴求するのではなく、私たちの想いの部分を伝えていく必要があると考えました。

そのため、ステートメントという形で想いを伝えるという手段をとったり、キャッチコピーにも価格メリットを訴求する言葉は載せないという決定をして、事前登録ページの公開に踏み切りました。

綺麗事をいうのは簡単なのだけど。

このような綺麗事をいうのは非常に簡単です。とはいえ、それだけではもちろんビジネスとして成立することはなく、サービスのクローズのみが待っているのも事実です。私たちが目指す未来をどう実現するか、そしてそのために出来る手段をどう上手く組み合わせていくか。

その辺りの日々の選択を大切にし、bosyuという事業を進めていきたいなと思っています。

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