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透き通った空気を深く深く吸いたい二人の、奥多摩の旅

昨日Twitterに下記のTweetをしたところ、初めてのバズを体験しました。

ご質問もたくさん頂いたのと、自分たちが行ってみて気づいたことなども知っていただければと思い、noteにまとめることにしました。ぜひ、皆さんの奥多摩のたびにお役立でください。

💡奥多摩は高齢者の方も多く、お店も小さいことが多いので、密になることが多いです。奥多摩で旅行者がウイルスを持って行くことがないようにしたいです。​(私達は東京に第二波が来る前に行きました。)奥多摩はまだ感染者が出ていないようなので、東京の様子を伺いながら、奥多摩を訪れていただければ幸いです。

私たちについて

25歳無職の私。小さい頃は両親に高知の大自然に連れて行ってもらったり、河原でバーベキューに行くのが我が家の旅行。自然には憧れがあるが、自分で大自然に突っ込んで行ったことはほとんどない。

26歳アメリカの田舎の方出身のパートナーくん。大の自然好きで、趣味は釣り、キャンプ、ハイキング。友達と3日間のサバイバルの旅をするほど、自然大好き。

そして、もちろんふたりともクラフトビール好き。

奥多摩に行くことになった経緯

パートナーくんが「お気に入りのVertereというクラフトビールのブリュワリーが東京からアクセスできる、しかも大自然の中にあるから行きたい!!体が自然を欲してるから絶対行きたい!!」と彼のたっての希望から、彼の初めてのお休みに奥多摩に行くことになりました。

準備したこと

私と彼のやりたいことは以下。彼が前日にこれらをすべてまとめて、ぷらんにしてくれました。(私は場所について調べて、予約するだけ)

・Vertereに行く。
・釣り
・ハイキングしたい(できれば)
・温泉入りたい(できれば貸し切り)
・美味しいご飯はマスト。

旅の一日目

スタート

8時には出発予定でしたが、結局家を出たのは10時頃。(※私達は23区でも西側に住んでいるので、スロースタートでも大丈夫。)JR中央線に乗ってしまえば、あとは青梅(おうめ)で一度乗り換えるだけ!交通費も吉祥寺からは1000円しない!

青梅駅で少し待ちますが、駅構内は自販機のみなので、食料は23区内の駅構内や乗るまでにコンビニなどに行かれることをおすすめします。ちなみに奥多摩にはコンビニ(24時間営業)はありません。(奥多摩から3つ戻った、古里にセブイレがあります。)

電車に揺られながら、もう一度旅のスケジュールをおさらいしたところ、釣りをする場所の都合と、電車があまりないことから、御嶽(みたけ)でランチをすることに。ストレスから開放されるのがこの度の目的なので、その場に合わせて柔軟に。

御嶽駅到着

御嶽駅では『やお九』という、だんご汁や甘味を売りにされている、レストランにてご飯をいただきました。

ここの魅力はまず、明るい店主のかた。とても素敵な笑顔で迎えていただきました。

そして、川床?テラスでご飯がいただけること。エメラルドグリーンの川と緑の山々を見ながら、ご飯をいただけます。(↓テラスからの景色)

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私は田舎に行くなら、絶対和食が食べたいという思いから、こちらに決めました。オーダーしたのは御岳だんご汁膳。(ホームページより値段は高くなっていると思います。)これにおひつに入った、ご飯がついてきます。

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だんご汁は豚汁のような、ご飯がすすむ、味噌汁のようなイメージ。ほうとうをはじめとし、お野菜がたくさん入っただんご汁。次回の奥多摩の旅でも食べることに決めています。

ごちそうさまをし、13時半頃にお店を出て、『奥多摩フィッシングセンター』に徒歩で向かいます。車道の脇を歩くので、気をつけてくださいね。

奥多摩フィッシングセンター

こちらでは川釣りと釣り堀での釣りが楽しめます。

川釣りはベース料金が高く、午後に行くなら13時頃がおすすめ。私達のように14時以降になると、七輪の貸し出しが終わる15時まで時間がないので、釣れるかわからない川釣りではコスパが悪いです。(実質釣りをするなら15時までということ)反対に、釣り堀のデメリットとしては釣った魚は必ずお買い上げになります。簡単に連れてしまうので、目標に達してしまうとそれ以上釣ることができません。

私達は到着が遅かったため、釣り堀での釣りをしました。釣り堀ではニジマスがつれます。

釣りはほぼ初体験の私、一度目に釣り上げたときは自分で魚を外すのに苦戦し、逃してしまいました。この日は二人で4匹を釣り、そのうち一匹は自分でフックから外しました!

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次回は川釣りに挑戦したいので、自分たちでグッズを揃えようと計画中です。

釣りのあとは持って帰るか、食べるか聞かれ、食べる場合にはお魚の下処理をしてくださいます。七輪などをお借りし、川辺で焼いていきます。

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川辺で自分で釣ったお魚をワイルドに食べました。うぅ~!最高でした。(思い出すだけでヨダレが出る)

奥多摩へGo!

15時半頃、雨も強くなってきたので、奥多摩のお宿へ向かいました。お宿はこちら、荒澤屋。

無料の貸切温泉に、雰囲気のある旅館、前日でも予約できたので、こちらへ。

施設は大きくないため、トイレ、洗面などは共有。お風呂は鍵を閉めればその瞬間からあなただけの貸し切り!行き当たりばったりの二人なので、時間指定しなくて良いのは嬉しい!

(ドライヤーは各部屋とお風呂にあります。女性は鏡持参推奨。)

チェックイン後すぐにお風呂に浸かり、リフレッシュ。その後、18時までオープンしている、奥多摩駅の上にあるカフェにてVertereのビールをドラフトでいただきました。(翌日はお店で飲みますが、この日は金曜日でVertereは開いていないので。

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ビールを飲んで、18時過ぎ。この時点で奥多摩のお店はいくつかの居酒屋を残し、すでにしまっています。飲み屋横丁はすでに人がいっぱいだったので、道路の反対側にある、『むら喜』さんで晩酌スタート。小さいお店ですが、お母さんがとてもフレンドリー。常連さんもとても親切にしてくれて、心温まる晩酌タイムでした。ここでは奥多摩エリアの酒造、澤乃井の日本酒もいただけます。(喫煙可なのでタバコが苦手な方はご注意ください。)

もっと食べたい、飲みたい二人は旅館に併設された、『あかべこ』さんでディナー続行。

とっても美人の若女将さんにお酒をおすすめいただき、5種類ものお酒をいただきました。
特にお気に入りは澤乃井の寒仕込み。

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旅最終日

※前夜大雨が降ったので、この日の水の色は濁っていますが、前日の写真の水の色に置き換えてご想像ください。

9時からカナディアンカヌーを予約していたので、一駅隣の白丸へ。

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ぼちぼちベンチャーすその

皮の一部を堰き止めて、ダムにしているので、穏やかな水面です。
水から、山々から、癒しを感じながら、ゆったりとした時間を楽しみました。

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(下二枚の写真はPhoto by インストラクターさん)

御嶽山

カヌー後は早めの昼食をし、御嶽山を登ることに。
と言っても、足元が悪かったのでバス、ロープウェイで頂上付近まで向かいました。そこから御嶽神社まで歩いたのですが、およそ30分ひたすら急な坂を登るという、運動大嫌いな、私には修行のような道。体力が有り余ってる人のみ、そして荷物は置いて登ることをお勧めします。(普段は下からのハイキングも可能)

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バスを降りてすぐから感じる急勾配。頂上についてからも続くことは私はまた知らなかったのだ…

生憎のお天気でしたが、晴れるとスカイツリーまで見えるような高さ。きっと素晴らしいに違いない!

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へとへとになりながら御嶽神社へ

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山頂エリアを散策した後はさぁおまちかね、Vertere (クラフトビール)へ!

Vertere (バテレ)

奥多摩の人気急上昇スポット、Vertere beer cafe
この日も多くの外国人グループや若者グループで賑わっていました。
Vertereはシンプルな缶のデザインと、さまざまな種類のクラフトビールが有名です。
男友達の二人がアメリカを旅行中、クラフトビールにハマり、ブリューワリーを作ることを決意。
綺麗な水のある、ここ奥多摩でスタートしました。

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Coffeaなど4種類をいただきました。
店員さんもとてもフレンドリーで周りのお客さんもとても優しい方が多かったです。

この後、カヌーのインストラクターさんに勧めていただいた、蛍を見に行きたかったのですが、アルコールと疲れから陽が沈むのを待てず、帰路に着きました。

おわりに

都内にいながら、わずか2時間で気軽にいける、この奥多摩というオアシスを見逃していたことが悔しくなるほど、奥多摩が大好きになりました。
エネルギーを補給しに、そして透き通った空気を吸いに、定期的に訪れたいと思います。
まだまだ奥多摩初心者ですので、もし、奥多摩のおすすめがあればコメントお待ちしています。(次回はラフティング、キャンプ、ハイキング、川釣りの予定です)

皆様の奥多摩の旅の参考となれば幸いです。では素敵な旅を!


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