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ニコニコで1万回再生!DIVEの解説

どうも✨
マルチクリエイターボカロPのけういです。

実は先日、ボカコレ2023夏に投稿した
「DIVE」という曲が
ニコニコで1万回再生を達成しました(´;ω;`)


リスナーの方がたくさん広告を打ってくれた
(見たときはマジでびっくりしました)
おかげもあり、ランキングも期間外ながら
ボカコレ最高順位50位を獲得することができました

本当にありがとうございます!

DIVEに込めた思い

「DIVE」は、僕の好きな曲を参考にして作りました。

具体的には、
Ne! Ne! Ne! / StarTails
忘れてやらない / 結束バンド
あたりを主に参考にしました。

他にもMitsukiyoさんや篠崎あやとさんも参考にしました。

今流行っている
テンポが速い早口ボカロ曲
みたいなのよりも

メッセージ性のある、表現として筋の通った曲
を目指してこの曲を作りました。

聴いた人がこの曲を聴いて、

新しいことに飛び込んでいける(DIVE)
今の自分は成長してる、
明日がつらくてもまだ歩いて行ける

そう思えるよう
拙いながら頑張って表現しました。

つらいことや痛いこと全部抱えて
次のステップへ踏み出していけ!

そんなメッセージを込めました。

DIVEを作るまでの経緯

実は、DIVEは大学の講義で提出する用に作った曲です。
このころはいくら曲を作っても微妙に感じるものばかりで、
色々と悩んでいました。

ですが、講義を通して、
「音楽を通して何を表現するのか」
について改めて考え直し、
数ヶ月の試行錯誤の末に生まれたのがこの曲です。

コード進行についても勉強し直し、

表現に適切なコードであるか、
本当に必要な音なのかを

吟味しながら必死で作りました。

至らなかった点はMIXでしょうか…
本当に昔からMIXは色々実験したりしているのですが、
今聞いてみると
当時はやはりまだまだ実力が足りませんでした。

しかし、そのMIXも自分の必死さのようなものが感じられて
ある意味良いのかもしれません。

実際、リスナーの方には何かしらこの曲を通して
感じていただけたようなので、それはそれでよかったです。

歌詞について、作者の解釈

本当はあまりこういうことはしたくないのですが、
意外と需要ありそうなので、載せておきます。

読む前に1度聴いてもらったほうが良いかもしれないので、リンクをのせておきます💦
ちなみに、
作詞・作曲・イラスト・動画・MIX
すべて「けうい」
つまり全部、僕がやってます。

少しでも良いなと思ったら、
チャンネル登録・高評価していただけると嬉しいです。
イラストメイキングとか色々投稿してるので、後悔しないと思います。
今後は自分の曲のコード進行解説なんかもやろうと思います。

1番aメロ


凪いだ空で空中遊泳 透明なまま駆け抜けてく
空いた余白埋めてく ふわりふわりゆれてきえて
退屈な青空は 君と居た日々を描いて
両手からこぼれてく
くらりくらり まぶしいだけ

これは空を見つめて過去に思いをはせてぼーっとしてる自分
を表してます。
昔は当たり前に隣にいた友達や
ずっと続くと思っていた関係、趣味、
そういったものを思い出して
あの頃に戻りたいと思う自分を表現しました。

1番bメロ

つま先から動き出してく
欠けてばかりの今も
明日はもっと遠く飛べるよ

作者としては、
「ぼーっとしていても始まらない。
そう思って歩き出しても、
何かが必ず僕から欠けていく。
それでも進み続ける。
そうすれば明日はもっと遠くへ飛べる。
新しい何かを掴める。」
という意味でこの歌詞を書きました。

これは僕の過去への当てつけでもあります。
自分が一歩進むと必ず何かが僕の手の中から零れていく。
それでも本当に大事なもの、
(僕の場合は弟や家族など)
があるから前に進まないといけない。
「大事なものを見失わずに進んでいけ」
「進んでいけばきっといいことがある」
そんな思いがこもってます。

1番サビ

だから 何回だって飛び込んでくよ
何回だって踏み出してくよ
DIVEだいぶいいかんじ
その手振って
ああどこまでだってはみだしてくよ
痛いくらいの明日へと
だいぶライフ過ぎてく もっと飛べるね
どこまでも手を伸ばすから
どんな奇跡も起こすから
何回だって笑ってやるから

大体はそのままの意味です。
必死で前へ進む自分と、
「どんなに痛くて辛くても、
絶対にあきらめない、絶対に止まらない。
嫌なことも全部笑い飛ばしてやる」
という自分の決心を表現しました。

2番aメロ

仰ぐ夜空崩れて 狂い出す景色をよそに
ひとりきりの世界は じわりじわり蝕んでく
星をつなぐ意味さえ 僕ら何もわからなくて
曲がりくねる足跡 少し少し 回り道を

「仰ぐ夜空崩れて 狂い出す景色をよそに」
これは涙を流してる自分を表現してます。
涙であふれた目から見える景色を指してます。
同時に、なにもかもがうまくいかず
八方ふさがりな自分の不安や鬱憤を表現してます。

「ひとりきりの世界は じわりじわり蝕んでく」
何もかもうまくいかず孤独を感じてる自分を表現してます。
自分の中の自己嫌悪や悪口があふれてやまないことの暗喩も
作者の解釈です。
作者自身、高校時代に何か月も「タヒにたい」という自分の声が止まらず
悩んだりしたこともありました。

「星をつなぐ意味さえ 僕ら何もわからなくて」
これは既存の知識、常識、人生のレール的なものに対して
疑問を抱いている自分を表現しています。
見方を変えれば様々な解釈があり、様々な生き方があるのに、
一つを正解にしようとするのはおかしいのではないか。
もっとほかの考えを理解しようとしたり、
寛容に生きられるんじゃないか。
という作者の考えです。

「曲がりくねる足跡 少し少し 回り道を」
自分の足で色んなことを試して、色んな場所に行ってきて、
迷ったっていいじゃないか。
最短距離じゃない人生の何がわるいんだ。
という意味です。
作者的には、
「天才だとか神童だとかそんなものにあこがれるより、
自分の曲がりくねってきた道をもっと誇りに思いたい」
という意味もこもってます。

2番bメロ

今も今も迷い続けて
擦り傷は増えるけど
いつかは全部治りきるから

色んなことで迷って、悩んでいると
色んなことで傷つきます。
友達、恋人、社会、競争…
擦り傷がたくさんになってもいつか必ず治りきる。
作者的には、
「今の自分がどんなに苦しくても、
タヒにたいだとか思っても、生きてれば全部大丈夫」
という思いもあります。

2番サビ

きっと難解だって解き明かせるよ
何階だって登り切れるよ
DIVEだいぶいいところ まだ行ける
ああどこまでだって進みたいんだ 居たいのは君の隣だ
いつかいつか掴める もっと遠くへ
どこまでも進めるからさ 全部全部意味があるよ
いつまでだって忘れやしないさ

韻を踏みつつ、
今よりもっと進んでやるという決心を表現しています。
「居たいのは君の隣だ」
これは自分より先を進んでる誰か(友達や憧れの人など…)
に追いつこうとしてもがいてる様子を表現してます。
そのもがく苦しみは、追いつけなかったとしても…
「どこまでも進めるからさ 全部全部意味があるよ
いつまでだって忘れやしないさ」
僕はまだ進めるし、その経験は全部僕の中で糧になる。
道は一つじゃないし、たくさんあるから。
追いつけなくてもどこまでだって進める。

ラストサビ前bメロ

何もかもが完璧じゃない
それでもまだ未来へ
響いた鐘の音に少しだけ

完璧じゃなくていいから、
それでもまだ進み続けよう。
「響いた鐘の音に少しだけ」
これは、サビやイントロ、アウトロで鳴ってるベルの音を指してます。
また、後のパートにつなげるためのワードで、
夕方に鳴る時報(田舎だとよくある)の暗喩です。

ラストサビ前

風が吹き込んだ夕暮れの部屋で
何度でも思い出している
答えはどこにもなくて
だけど確かなモノ
僕らまだ青色のままだ 何度でも立ち上がるから
DIVE! DIVE! 世界へ 終われやしない

過去を思い出しつつ、今の自分が何を追いかけてるのか、
何を目指してるのか考えている。
でも、実際はもう答えは胸の中にある。
「僕らまだ青色のままだ 何度でも立ち上がるから」
人間、生きてる限り何度でも立ち上がれるよ。
「DIVE! DIVE! 世界へ 終われやしない」
まだまだこんなところで終われない!

ラストサビ

だから 何回だって飛び込んでくよ
何回だって踏み出してくよ
DIVE だいぶ いいかんじ その手振って
ああ どこまでだってはみだしてくよ 痛いくらいの明日へと
DIVE! DIVE! 未来へ 飛び込んでくよ
どこまでも手を伸ばすから どんな奇跡も起こすから
何回だって笑ってやるから
ころんだってまた進めるさ 鳴り響いた明日の方へ
何回だって飛び込むぼくらへ

何回でも未来へ飛び込んでやる、
何回転んだってまだ進める。
明日はもっと良い日になる。
そんな思いをこめてます。
「何回だって飛び込むぼくらへ」
これは、
「聴いてくれているあなたもそうだよ」
という意味合いを含めてます

おわりに

いかがだったでしょうか?
自分でもここまでの文章量になるとは思ってもいませんでした。
余裕があれば、コード進行やほかの曲の解説もしたいと思います。

最後に、僕のチャンネルの宣伝をして終わろうと思います。
イラストメイキングとかやってるので、いろんな方に楽しんでいただけるチャンネルになってます!
登録よろしくおねがいします!


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