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逆光/尾道。

昨晩見た映画「逆光」。
昨日、去年の秋に尾道の街で映した映画のポスターをアップするとき、
「うわっ、『音楽 大友良英』って書いてある!」
ってびっくりしたんだけど、たぶん、写真を撮ったときも同じようにびっくりしてたんだろうなぁ。もう忘れてたけど。

不思議な映画だなぁと思った。
そして、懐かしい映画だなとも思った。
むかし見た「avec mon Mari」とか「洗濯機は俺にまかせろ」とか「アイデン & ティティ」とか、そんなのを見た記憶を思い出した(そんな映画のチケットとかを丁寧に貼りつけた日記帖がつい最近まであったんだけど、何年か前に新聞・チラシに紛らせて捨てちゃった。前に「妻」が、「将来こじか図書館を作るんだから♪(^▽^)」と言っていたことがあったが、後には、「昔の彼女の写真とか、本気で鬱陶しいんだから、早く捨てて!(-.-#)」と言われ、それで。その話を手帖類図書室のお姉さんに話したら、「店主が聞いたら本当に泣いて嘆きますよ!」と言われた。)。パンフレットを見ると、映画制作を後押ししたシネマ尾道の河本支配人は、監督で主演の須藤蓮さん(1996年生)について、
「最初に見たときは『ブエノスアイレス』のときのレスリー・チャンだと思った」
のだとか。あぁ、なるほど。

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映画、「いつの時代の話なんだろう?」と思ったら、「1970年代の尾道」って。なるほどなぁ。私、69年生まれだから、なかなか分かんないやぁ…。(涙)
あまり尾道の街が写ってないよなと思ったら、線路を走る車輌もその頃とはもちろん違うだろうし、海岸はキレイに整備されてるし、あちこち手すりは付いているし、路地もキレイに舗装されているし、なかなか「使え」なかったんですよね、きっと。

でも、土堂小学校の下は歩いてたよね。
こんな手摺り、昔は無かったんだろうなぁ。
電車も。踏切や信号機だって。

これもまたまったく偶然の話なんだけど、須藤監督、『青いパパイヤの香り』のトラン・アン・ユン監督が好きなんだって。これもまた懐かしい! たぶん映画館で何回か見たよ(「妻」が捨てていなければ「家」にポスターもあるはず!)。そして、それが、今月末に神戸の別の映画館でかかる! 行かなくちゃ。