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礫器

人が手を加えて制作した物のなかで
最も古い物が打製石器ですが、
そのなかでも最古の物が『礫器れっき』です。

260万年ほど前の原人(ホモ・ハビリス)が
草食動物の肉を切り分けたり、
こそぎ取ったりする為の道具として開発し、
使用していたようです。

岩に石をぶつけて作る簡単な作成法ですが、

仕上がりをイメージすることができなければ
作ることはできません。

礫器れっきは人類に想像力を芽生えさせた
記念すべき道具であり、
現在のハイテクノロジー社会の原点なのです。

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