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機械がまだキカイでない頃(詩)

機械がまだキカイでない頃

オイルのかほりを懐かしむ

地球が騒がれていなかった頃

機械は人類のために

懸命に汗した

ただただ

それだけだった

人類の後をついていくほうが

自然とも仲良しだった

いつしか自然の心が消え

地球は体を壊した

気づけばキカイしている

旧式のプロペラが働く海岸で

明日の地球と話したい


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