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イラストレーター・東京の仕事場から

25年以上フリーランスのイラストレーターとして生きてきた経験から、考えていることや考えてきたたことを綴ります。海外の仕事のことや、ときには仕事以外のことも、画像などを交えながら書…
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#木内達朗

アメリカのイラストレーター達 1970-1980年その1

この年代以降は自分にとって非常にリアルな存在となってくるので、取り上げるイラストレーターも増えてしまいます。数回に分けますので、今回は4人です。 紹介するこの年代のイラストレーターたちは、僕がアメリカにいた頃、毎日図書館で見ていたイラストレーション年鑑に現役で作品が載っていた人たちで、自分もそこを目指して毎年年鑑に応募してきた結果、今があるという感じです。 アメリカのイラストレーターに、少しだけですが、存在を知ってもらえたり、ときには僕のことをアートディレクターに推薦して

更新が遅れております

予定していない追加依頼や修正につぐ修正に追われており、普段の仕事も遅れ気味になっています。

Google Doodle敬老の日

日本限定の表示でしたが、Google Doodleの敬老の日を描きました。Google DoodleというのはGoogleの検索ページのところに表示される小さいバナーのことです。 これまでに制作されたGoogle Doodleはここで見られます。僕が描いた敬老の日について詳しくはこちらです。 さて、ここからはラフスケッチを含めた制作プロセスなどを書いてみたいと思います。

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二色刷りイラスト用データの作り方

イラストの仕事をしているとフルカラー、つまり4色印刷用のデータを制作することが多いですが、モノクロのときもけっこうあります。そしてたまに、2色刷りという機会もあると思います。 そこで今回は、Photoshopでの2色刷り用データの作り方を解説してみたいと思います。この方法は、僕が印刷に関する自分の知識をもとに適当に考えたものでありまして、正しいやり方でもなければ唯一のやり方でもないです。もしかしたら、すでにこんなことは知っているという人もけっこういると思いますし、もっと良い

¥300

連載小説『タラント』

角田光代さんの連載小説『タラント』が読売新聞朝刊にて7月18日から始まります。僕は挿絵を描きます。とても光栄なことです。 新聞小説挿絵の仕事はそんなにたくさんやってきたわけではなく、初めての仕事は朝日新聞朝刊で奥泉光さんの『新・地底旅行』、二回目が毎日新聞夕刊で内田康夫さんの『孤道』、そして今回が三回目です。 よろしくお願いします。

ことの顛末

と言われてもなんの顛末だ?という話ですよね。 自粛期間中、いろいろと変化があった人も多いのではないでしょうか。僕もありました。

装画と挿絵

青山塾などで教えていると、よく装画と挿絵の違いは何ですかと聞かれることがよくあります。 もちろん、装画というのは本のカバーの絵であり、挿絵は文章の近くにある本の中の絵なのですが、役割の違いというよりは、どんな絵が装画に向いていて、どんな絵は挿絵ぽいのか、その差が何なのかというのが質問の意図だと思います。 極端な話では、特に差はないと言えるのではないでしょうか。デザイナー次第ではどんな絵でも装画になり得ますし、挿絵にもなり得ると思います。 と言っても仕方がないので、なんと

著作権の行方

最近話題になったニュースとしては、株式市場で巨大IT(情報技術)に資金が集中しており、GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)だけで時価総額の合計が、東証1部約2170社の合計を上回り560兆円に近づいているというのがありました。 それを考えるとこれからの時代、フリーのイラストレーターも上記のようないわゆるグローバル企業と仕事をしたいと考えるのは自然なことです。

良いイラストレーションとは何か つづき2

こんばんは。今日もおつかれさまです。前回のつづきです。 6. 記号 多かれ少なかれイラストレーションというものは記号の便利さを利用するものではあることは間違いないと思います。ただ、マンガほど記号を多用しなくても十分伝わる絵を描くこともできるのがイラストレーションであり、僕が好きな点でもあります。

良いイラストレーションとは何か つづき

前回のつづきで、イラストレーションのコンペを審査するときの立場から、自分がどういう基準で作品を選んでいるのかという観点から、良いイラストレーションとは何かについて具体的に書いてみます。 審査では、その絵がどういう意図で描かれたのかという情報は、実ははあまり目にすることがありません。オンラインの審査ですが、作品の説明は表示されていないです。タイトルくらいはあることもある程度でしょうか。つまり機能的な基準で審査するわけではなく、あくまで一枚の絵としてどうかで投票します。

Oculus Questその後

自分には珍しく、まだ飽きずに毎日ちびちびと使ってます。 Oculus Quest用の動画アプリとして、YouTube VRとかAmazon Prime VRなどがあります。それらでVR用に制作された動画を見るともちろん180度もしくは360度のVR世界を体験できますが、普通の2D動画も見られます。 2D動画を見るときは、映画館の中で映画見ているような体験ができます。まあ仮想空間ではあるのですが、けっこうな臨場感です。

VRゴーグル買いました

自宅で仕事をすることが多くなって、キャスター付きの椅子に座り(仕事場では立って描いています)モニターに向かっている頻度が高くなったせいでしょうか、フローリングの突板が劣化して少し剥がれてきてしまいました。これだから突板のフローリングは好きじゃないのです。フローリングは断然無垢材派です。といっても値段が高かったり、反ったり、隙間ができたりしますから、むしろ突板のほうが好きという人もいるでしょう。 剥がれかかっているフローリングの一部だけを修理するのは、できないことはないでしょ

仕事場を整理しました

外に仕事場を借りているのは今のペンスチが二回目です。一回目は当時住んでいた自宅から歩いて3分ほどのところにある、大井町線緑が丘駅前のマンションの地下でした。まだ緑が丘駅がバリアフリーになる前の頃です。 このころの仕事場の写真はあまり残っていないのですが、こんな場所でした。 デジタルでも描いていましたが、まだけっこう油彩で仕事をしていました。机とか家具、持ち物は現在とほとんど変わってません。 上の写真の状態はまだ仕事場には僕だけしかいなかった頃のものですが、このあとサンフ

ある装画のプロセス

最近〆切があった仕事です。まだデータを渡したばかりで最終デザインも見ていません。