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ソシャゲの話

突然だが私はゲームが不得意だ。不得意だが、ソシャゲは嫌いじゃない。隙間時間の暇つぶしになる。色々なゲームを遊んできたが、どれも途中で飽きてしまいすぐに遊ばなくなる。そんな私が約5年前に出会ったゲームは大事な友達に出会えたキッカケだ。※超どマイナーなゲームな為プレイ人口が少なく、現在も遊んでいるので名前は伏せるが某アメコミヒーロー系のゲームだ。

ちょうど映画が公開され、次回作への期待に胸が膨らんでいた頃にインスタの広告に出てきたそのゲームは、映像も綺麗で興味がわいた。
ソシャゲの広告あるあるで、正直映像とゲームの内容は全く違ったが、ちまちまとキャラクターを揃えて目標を達成する過程と、彼氏も同じ日にゲームを初めた事もあり協力してクリアしていくことが楽しく、私たちはあっという間にそのゲームにハマってしまった。

5年の歴史は長すぎるので割愛するが、コロナ禍で出かける事ができずゲームをする時間が多く、強くなりたくて課金をした。おかげで日本で1番のチームに入れてもらえる事ができたり、中華圏のプレイヤーが多く所属しているチームに混ぜてもらえたり(一生懸命言葉を理解しようと中国語を少し勉強するキッカケになった。尚、簡単な単語なら翻訳なくてもなんとなく理解ができるが、話すことも文を打つこともできない。)北ヨーロッパの人が多いチームに入ったり、SNSは嫌いであったが情報収集のためにTwitterでゲームアカウントを作った事により別のチームの人とも仲良くする事ができて、沢山の人と出会えた。コミュニケーションをとる中で、テキストでのやり取りからボイスチャット(集団でできる通話のようなもの)を重ねて仲良くなり、オンラインでの付き合いから実際にオフラインでの付き合いに変わった人もいる。つい先日も気の合う数人で名古屋へ旅行に行ってきた。控えめに言って楽しかった。

大人になってからであった友達は貴重であると思う。ゲームをしなくなっても仲良くすることができるかけがえのない友人に、出会えたこのゲームに正直飽きてしまっているし、仲良くなった人もどんどんやめている。惰性だけで続けているが5年続けた習慣はなかなか日常生活から切り離せない状態だ。大事な友達ができたのは素晴らしいことだけど、5年もゲームに費やして何してんだ、という気持ちが8割であるが続けるという成功体験を得られたことは収穫なので継続できる趣味を見つけたいものである。

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