心が裕福ならそれでよし。


風邪引いて暇すぎるので、幼少期の貧乏話しと、
気づきのシェアを書いておこう。

私は子供の頃は、毎年ゴキちゃんが数匹出て、外のコンクリートにはネズミが住んでるような団地に住んでいました。
当時は借金があり、経済面は貧乏でした。

近所で夏祭りがあった翌日には、兄弟で小銭を拾いに行ったり、小学校の下校時には自動販売機のおつりの入り口に手を突っ込んだり、たまに下を覗いてお金が落ちてないか確認する日々でした。

今でも凄く記憶にあるのは、ある日いつも遊んでいる家の前の公園に行ったら、2000〜3000円分くらいの100円玉がポロポロと落ちていたこと。
あれはきっと、誰かが、わざと落としていってくれたのではないかと今では思っています…

初めて散髪屋に行ったのは、中学2年の頃で、それまではマザーズカットでしたね。ダサかったw

中3から親戚のクリーニング店でアルバイトして、
高校生の時にはアルバイトの手を広げて、月8円程稼いでいました。

家族で外食なんてほぼ無かった。
王将が最大の贅沢だった。

家族旅行も1回アドベンチャーワールドに行ったくらいです。

こう書き連ねると、少し貧乏自慢みたいでなんか嫌ですね。もっと大変な人もいるでしょうしね。
でも、まあ事実なんですけど。

ここからが本題で伝えたいところなのですが…!
私小さい頃、経済的には貧乏だったけど、
心は全く貧乏ではなかったと感じます。

それはなぜかと言うと、
心はいつも満たされていたからです!

学校から帰ると必ず家に親がいましたし、
料理は母の手作りで美味しかったし、
四季のイベントは必ずやってくれていました。

節分、ひなまつり、こどもの日等、、、
満月の日は、夜にお月様を見に行ったり、
花火がある日は、近所の高台に行って見たり、
お弁当持って、花見したり。
本当に充実して、楽しかったです。

あと、両親から否定するような言葉もほぼ言われたことないですし、基本的に自由にさせてくれていました!

今思えば、これが本当に有り難かったと感じます!

しかも、私貧乏だったのかも。と気づいたのは、
大人になって、周りの子から子供時代の話しを聞くようになってからですw

習い事3つしてたの?!
家族でハワイ旅行?!
え、すごい!!みたいな。
そんなドラマの中の話し現実でも普通にあるのかよみたいなね。
それまで良くも悪くも貧乏の認識あまりなかったよ。

お金はあっても、心は満たされないこともあります。
人との繋がりや、五感を満たす時間など
お金より大切なものが沢山あります。
それらをいつも大切にしたいです。


ちなみに両親は徐々に福運が上がっていき、
私が大学生になった頃くらいに、
一軒家に引っ越し、今はわりといい暮らしをしていると思います。贅沢せず質素に暮らしています。

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