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躁鬱(双極性障害)の人向け 体調の良い状態をキープするために大切なこととは

過去夏の時期に再発したことがあったので、過去に書いた記事をもとに再確認のつもりで書きたいと思います。

私にとって夏はイベントが多く、躁への警戒を強める時期です。

こちらは2年前に書いたものですが、基本的には考えは変わっていません。よかったら読んでみてください。

自分が客観的に見てもしっかり考えられている時、日々に幸せを感じられる時、これらに共通する条件は、体調が良いことだと思います。

体調の良い状態をキープするのに大切なのは、“生活”だと考えていて、生活は様々な作業から成ります。

以前、デイケアに通った時にプログラムを見て思ったのが、その一つ一つが生活だということ。わざわざそれを病院で行うくらい、超基本的な重要事項なんだろうと思いました。

デイケアもいいのですが、本音を言ってしまうと、病院に行って、少しどんよりした雰囲気の中プログラムに参加するのは、気が進みませんでした。

心理教育のプログラムが1周した3ヶ月でデイケアをやめ、自分で考えて生活を組み立てることにしました。

ルーティンとも言えますが、小さいことを挙げると

  • 朝起きたら窓を開けて空気を入れ替える

  • 空の様子を見る

  • 育てている植物の様子を見る

  • 掃除機をかける

  • ゴミを集める

など、これくらいのことをする心の余裕があると良い、と思っていることをしています。

私が生活の中に取り入れることを選ぶ際、基準にしているのは、「いい感じがするか?」という自分の感覚を頼りにしています。

こんな抽象的な言い方では伝わりづらいかもしれないのですが、いい感じがすることで1日を組み立ててルーティン化すると、自分ぽいライフスタイルが出来てきて、それにつれて、あれをやってみようといった意欲が出てきます。

逆に言うと、ライフスタイルがない、これが私の生活だ、と言えるものがないと、いつまでも幻のような理想を外へ求めることになりかねず、焦りから手にしなくて良いものに、手を伸ばしてしまうかもしれないと思います。

“いい感じ”がわかるのは自分だけで、自分で確認していきます。私は花や野菜を育てていますが、テンションに任せて買ったりせず、この量なら毎日世話できるというラインがあります。

それに、モノを沢山持ちたくないので、持つ量はしっかり決めています。

家族に迷惑をかけない範囲のこだわりを発動している生活は、それが出来ている自分に自信が持てたり、気に入っているはずなのに“めんどくささ”を感じる時には、いち早くリスクをキャッチするバロメーターにもなります。

ものの本には、朝にはこんなこと、夜にはこんなこと、といったルーティンの情報もありますが、一番大事なのは、“いい感じ”だと感じることの中から、自分で取捨選択することだと思います。

双極性障害と共に生きる上で、生活リズムのことはよく言われますが、日々のTO DOが充実には大きく関わっていて、決めたことの継続が心の安定につながるような感じがしています。

体調が安定してくると、つい大きなことに目を向けがちになりますが、“私の1日”をつつがなく過ごそうとする事は、心身共に良い状態をキープする後押しになると経験から学びました。

読んでいただき、ありがとうございました。






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