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躁鬱(双極性障害)の人向け 失敗しないように頑張っている姿より心が動くこと

自分のことはよくわからないけれど、人のことはよく見えたりするものです。

今日は、タイトルにあるように、私自身はこんな時、心が動くというお話です。

うちの娘は、団体での演技系の習い事をしていて、上手くできずに怒られ、自信がなくなって、さらに上手くいかず、声が小さくなり・・、みたいなことがあります。

どんな風に感じているのか聞いてみると、小学生なので「嫌だ」くらいの感想なのですが、なぜやっているのか聞くと「すごいと思ってもらえる」とか「楽しいから」だそうです。

こんな話は娘にしませんが、人って他人に全然興味ないし、一瞬「すごい」と思ってもすぐ通り過ぎて忘れます。

順位のつく競技なので、ミスしないように、というのは当然なんですが、ノーミスの演技だとしても、あまり何も感じない時があります。

では、どんな時に心が動くかというと、練習時に通しで演技する際、見ている先輩方が声を合わせて、型を決めるタイミングごとに「ハイ!ハイ!ハイ!」と大きい声を出して応援するんです。

それは、自分も演技しているようだし、「決めて!」という祈りでもあるような声で、見ていると涙が出ちゃいます。

「あーあの輪の中に娘がいる」と思うと、感動する時があります。私とあなた、という境がなくなって、みんなが自分のこととして関わっている、といった感じでしょうか。

私は、特に娘にすごくなってほしいと思っていないので、いつ辞めてもいいと思っています。怒られるのも頑張るのも娘の物語を生きているだけなので。

ただ、娘を通して、私自身が感動の瞬間がある物語を生きたいと思っていることに気づかせてもらいました。

そういう瞬間が多いほど幸せに感じるんだろうと思います。これは価値観なので人によりますが。

失敗しないように頑張るよりも、多少不恰好でもやってみるのが私の進む道かなという気がします。

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