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躁鬱(双極性障害)の人向け 気分を下げないためのルール設定手順

自分の双極性障害の特徴を観察する限り、何もないのに気分が下がることはありません。(発症初期の薬が合うまでの期間は除く)

では、どういう時に気分が下がるか?ですが、

  • 風邪をひいている、頭が痛い、歯が痛い、肌がかゆい、などの体調が悪い時

  • 大人数が集まる場所に行った時

  • ネガティブなニュースで悲しみや怒りを感じた時

など。
大人数が集まる場所については、楽しいけれど、疲れから体に不調が出て、結果、気分が下がるという流れです。

自分の弱いポイントはこの辺り、と特定するのが手順①です。

次に、その時の行動を決めておきます。

  • 毎日、体を気にかけ、不調があれば受診したり、意識的に睡眠を多くとる。

  • 大人数で集まる予定の前後に予定を入れない。メンバーや時間帯によっては行かない選択をする。

  • ネットのニュースは見ない。伝え方が自分に合っているメディアを選ぶ。

自分の中の約束事として、弱いポイントにどう行動するかを具体的に考えるのが手順②です。

そして実際にやってみてどうだったか確認し、手直しするのが手順③です。

行動しても、思わぬストレスに遭遇するのが常ですが、最近、私もそんな出来事がありました。

お正月に風邪をひいたので、病院にかかりたかったのですが、そこが電話予約・・。なかなか繋がらず、繋がった時には「いっぱいです」と。

結局、他で受診したのですが、普段から自分と相性のよい病院を第二候補くらいまで確保しておかなくては、と思いました。

ネットのニュースに関しては、自分の側に何の設定もしていなければ、身近な人と、それ以外の人の境界が曖昧になってしまい、本来身近な人に抱く感情を、同じ熱量で他人に向けてしまう危険があると思っています。

そして疲弊し、日常生活がままならない、といったことは避けたいところです。

大量のネガティブ情報を受け取ると、頭では希望がない世界と間違った思い込みをしてしまいます。

あくまで、ニュースはあまり起こらないから、ニュースとして取り上げられている点、ネットがなければ知る由もなかった人の何か、はあえて深追いしないなど、意識的に分別するのも必要かなと思います。

私は、ネットではなくラジオから情報をとっています。視覚の刺激がなく、またセンセーショナルな伝え方がないので、気持ち的には静かなメディアだと感じます。

最後になりましたが、

気分を下げないためのルール設定手順

①自分の弱いポイント(影響を受けやすいシチュエーション)を特定する
②弱いポイントにどう行動するか具体的に考えておく
③行動してみた結果どうだったか確認し、手直しする

以上が、私が色々な場面に応じてルールを設定する流れです。

読んでいただきありがとうございました。



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