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躁鬱(双極性障害)の人向け 余裕ができたらやりたいことを今やる

体調が悪くて寝込んでいる時、家にこもっている時、外に出なければと焦っている時、社会からこぼれ落ち、周囲からは置いていかれたような気持ちになります。

その時しているのは、「どうしたら戻れるのか?」といった方法探し、でもどれも無理そうで、結局無力感だけが積もる繰り返しに。

振り返ると、それは状況を悪くする時間の使い方だったと思います。

時間をベースにやっている事を観察すると分かりやすいのですが、自分の人生を充実させるためになっている時間と、足を引っ張る時間があると考えています。

人生といっても、それは今日1日が束なったものなので、24時間のうち心地良かったり、成長させる時間がどれくらいなのか意識してみるのが大切だろうと思います。

足を引っ張る時間とは

  • 頑張りを認めてもらいたいための勉強をする時間

  • 散らかった部屋にいる時間

  • 寝る前にSNSを見る時間

  • 人を批判する時間

  • 人にどう思われるか気にしている時間

人生を充実させる時間とは

  • ストレス発散が主目的ではない趣味の時間

  • 身近な人との他愛ない会話の時間

  • 新しい出会いによって、新しい情報に触れる時間

  • 家族での食事の時間

  • 誰かを手伝う時間

以上は、私が考えるものであって、人により違うと思います。

24時間のうち、いかに足を引っ張る時間を減らし、浮いた時間を充実の時間に転換していくかですが、私の実例は、以下の感じです。

まだ、そこまで体調が良くない時、頭の片隅にあった「植物に良い効果がある」かも?をやってみようと思いました。

家の中にいると、何も起きないんです。世界が狭まり、自分だけ止まっているような感覚になります。

その点、植物は自然なので日々変化します。それを見ていると、昨日と今日が違うのを感じとります。思考優位が自然と感覚に少し移る感じがします。

これは、NHKの番組に出演されている、深町貴子さんのインタビューです。ご興味あれば読んでみてください。

園芸療法とは、種をまいて育てて植物とともに生きていく中で生まれる共感や、作業のプロセスをリハビリテーションとして活かす療法のことです。つまり、園芸というのは、植物を単に鑑賞することではなく、植物を育てる行為そのもののことで、植物に寄り添って生きるということなんです。

中美チュービ サイトより

園芸療法という言葉が出てきますが、堅苦しく考えず、手軽に始められるのが良いところだと思います。

家の中でもスプラウト栽培ができますし、ヒヤシンスの栽培も面白いです。

今はチューリップをメインに育てていて、その様子を記録したり、育て方をまとめたり、といったことに時間を使っています。

植物を育てること、そのものも良いのですが、そこから興味が派生して調べたり、足を運んだりするので、自分の人生の充実度はゆっくり上がっていると思います。

ブログにまとめることで、そちらに時間が取られるので、足を引っ張る時間はだいぶ減りました。

余裕ができたら花を育てたい、という順番のようで、本当は、花を育てているから余裕ができるのでは?、と仮説を立てています。

植物は植えれば、花や実をつけます。つけない場合もあります。種でも苗でも植えた人は、必ず結果を得られる、というシンプルで分かりやすい流れがあります。

もしも、「余裕ができたら・・・」と思っていることがあったら、やってみませんか?

最後に少しお知らせです。

私は、家から一歩も出なくても道具を揃えられ始められるチューリップ専門店のようなブログを書いています。

お店に立ってお話しするようなバイタリティがないので、ブログという形です。まだまだ足りない記事がありますが、誰かの「やってみたい!」のお手伝いができたら嬉しいと思っています。


寒冷地では素焼き鉢だと凍って、割れる場合があるので、プラスチックの方が良いかもしれません。ご注意ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



読んでいただき、ありがとうございます サポートはチューリップの球根・野菜の苗の購入に使わせていただきたいと思います。