なぜ私は今回の選挙に行かなかったのか
つい先日、衆議院選挙があった。最近は選挙のたびに「投票率をあげよう」とするキャンペーンが行われる。私はそう言う風潮が嫌で嫌で仕方がない。投票率をあげようとする運動自体、「若者」「老人」の対立軸をあげつらう世代間論争になりがちだし、その過程に於いて、「社会保障」が減らされると失望して選挙に行かなくなった老人は語られない。
このように「選挙は国民みんなの為のもの」と言いながら、他方で自身の属性への利益誘導に徹しがちな「選挙に行こうキャンペーン」を私は冷笑し、或いは嫌悪しつつ「選