kitsutsuki

なにも持ってない主婦。好きなことを好きな時に発信します。 転勤族+浪費する夫、不登校の長男、保育園に好きな女の子がいる次男の4人家族。

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最近の記事

線香花火で切ない思いをした話。

以前「昔の恋がモチベーションになってる話」に書いた人の話で、忘れられないことがある。 大したことではないのだけど、いつも夏になると思い出す。 お付き合いしてすぐだったかな?お付き合いする前だったかな? 二人で花火をした。 どちらが言い出したかはもう忘れたけど、線香花火が最後まで落ちなかったら願いが叶うらしいという話になった。 二人でそれはもう真剣に落とさないように取り組んだ。多分。 少なくともわたしは大真面目に願い事をしながら、 今までこんなに見たことがないくらい線香花火を

    • 回り回って返ってくる話

      眠れない夜が時々ある 昼寝をしてしまっていたり 心配事があったり ドラマにハマってしまったり かと思えばホルモンバランスの影響か 一日中眠い時もある だいたい一日中、隙あらば寝て 次の日には回復してたりする 幸いにもここ数年は自宅でゆっくりする時間をもらっている生活なので なんとかできている というか、自宅でゆっくりしてるから そんな事に振り回されてるのかも ここ数年のんびりしてる割に なにもできていなくて そのツケがそろそろ回ってきているなと思う というか、昔から

      • 子どもに教えてもらっている話。

        今朝、次男が保育園の門のところで盛大に転けた。 転けたらいつもはどうしようか考えてから泣くのに、 今朝の転け方は考える間も惜しいくらいにすぐに泣いた。 あ、これは泣くな。とわかるくらいに大きな音を立てて転けた。 幸いにも大きな怪我もなく出血もなかった。 彼はよくこける。 明らかに長男より転けていると思う。 そのためか、彼は度重なる経験を積み、転け方を習得したように思う。 顔に傷を負うことは減ってきた。 出鼻を挫かれたからか、なかなか自分の教室に入っていけない次男。 クラス

        • 不登校の長男が折れない心が必要だと言った話。

          今日、突然話しかけてきた近所のおばあさんは、何も知らずに「何年生?」と聞いてきた。 長男は咄嗟に顔を背けて絶対におばあさんの方を見ない。 私は戸惑いながらも受け答えをする。 そのおばあさんの孫も同じ小学生だそうで、 学年が違うからうちの息子が不登校ということも知らないのかもしれない。 もしかしたら、学校でも噂になってるのかもしれない。 「引っ越してきて転校してきた子がすぐに不登校になったらしい。」 そんな噂はあるかもしれない。 でもおばあさんはそれを知らないかもしれないし、

          当たり前についての話。

          結婚すれば、ウェディングドレスは着るものだと思っていた。 当然のようにマイホームを建てられるのだと思っていた。 子どもがいれば、子どもは毎日学校に行くと思っていたし、 自分次第で働けるから、お金に困ることもないと思っていた。 友達とも頻度は減っても、変わらず楽しいお酒が飲めると思っていた。 嫌になれば離婚すればいいと思っていたし、できるとも思っていた。 わたしが想像するすべて、当たり前ではないのだと自分にいつも言い聞かせているのに、何かあれば「そんなことある?」となる。

          当たり前についての話。

          親からもらった最初のプレゼントの話。

          わたしの名前には親からの願いが込められている。 生まれてくる子どもへの最初のプレゼントが「名前」とよく聞く。 先日見ていたドラマでもそれがテーマとなっており、 あーその話しちゃうのね、と思った。 長男にもよく自分の名前の由来などは聞かれていた。 わたしも夫も「なんとなく」で決めたので深い意味はない。 字画も一応調べたが、そもそもどこを参考にするかによって違ってきてよくわからなくなった。 何個か候補はあったけど、生まれてきた子の顔を見て決めようと話し合っていた。 格好よく言

          親からもらった最初のプレゼントの話。

          苦手な話。

          現在進行形のことを話すのが苦手で、過去のことを話すのがすき。 未来のことは、何度も諦めてきたから話すのはこわい。 希望を含めずに未来の話をするのは難しい。 SNSで流れてきてびっくりした。 厄年の他に「八方塞がり」というのがあるらしい。 昨年のわたしはそれだったらしい。 らしいばかり言っているのは、大して調べているわけでもないし、 信じているわけでもない。占いはあまり信じない。 でも、そのワードが目に入ってすぐに確認した。 それはもう昨年のわたしは「まさしく」だったから。

          自分にとって文章を書くということについての話。

          文章を書きたくなって始めたnote。 書くからには正しい文法も知っておくべきかと思って調べてみた。 「ここでカギカッコ」 「カギカッコの中はなんちゃらカッコ」 「ここで句読点」 すると書きにくくなった。 変なところ完璧主義なのが原因だと思う。 間違えちゃいけないと思うと走り出せない。 自分のルーツを辿ると昔から文章を書くのが好きだったと思う。 宿題の作文や感想文でも困ったことがなかった。 でたらめな言葉がスラスラと出てきて、思ってもいない事でもいとも簡単に書けてしまった。

          自分にとって文章を書くということについての話。

          単純な話。

          ポジティブな言葉が苦手。 最近ハマった「いちばん好きな花」というドラマでは共感の嵐だった。 悩みや考えを打ち明けると、大抵ポジティブな言葉を投げかけられる。 「考えすぎだ」「気楽にいこう」「みんなそうだよ」「無理しないで」 そんな言葉で締め括られると、もう話すのやめようと思う。 どの言葉も今の自分を否定されているように感じるからかもしれない。 もしくは恩着せがましかったり、強要してきたり。 本当はきっとそんなことない。 それらの言葉に優しさが込められていることも知っている

          単純な話。

          昔の恋がモチベーションになってる話。

          昔、友人が言っていた。 「後悔なんてしたっていい」 今思えば、ねじれた人だったなと思う。 でも、当時のわたしには衝撃だった。 そして、その言葉を思い浮かべると昔の大きな後悔を思い出す。 もうはるか昔になったけど、一目惚れした人には彼女がいた。 でも、その人のことを少しでも知りたくて友達になった。 おそらくわたしの気持ちに気づいていながらも、彼女の話を包み隠さず話してくれた。 私の気持ちを利用することもなく、拒否することもなく、ただ彼女への一途さを見せてくれた。 それがわた

          昔の恋がモチベーションになってる話。

          不本意に矢を放っている話。

          なるべく自分のことを書こうと思っている。 でも、そうすると誤解を招くんじゃないかと不安になる。 たとえば、自分が好きなことについて。 ひとりの時間が好きだと言えば、 子どもとの時間は好きじゃないのか? じゃあなぜ母親になった! と、どこかから矢が飛んでくる。 その矢を放っているのは自分なのだけれど。 自分のやりたいことを話すと、 誰かのことを責めているように聞こえないか不安になる。 不登校になった息子のせい。 散財して貯金ができない夫のせい。 転勤族の夫のせい。 どれも本

          不本意に矢を放っている話。

          わたしの幸せは子どもたちの幸せの上に成り立っているという話。

          「まずはママであるあなたが幸せになりましょう」 と、よく耳にする。 言いたいことはわかる。 ママが笑顔でいれば、子も笑顔となる。 その理論も理解している。 でも、この1年ほどで実感した。 わたしには、それがめちゃくちゃ難しい。 ある日、長男が完全不登校になり、 様々な「当たり前」と向き合うこととなった。 それについては長男に感謝している。 その中の一つ「わたしの幸せとは」と長い時間をかけて睨み合った結果、 「時間をどのように使うか」にかかっていると思った。 家族で過

          わたしの幸せは子どもたちの幸せの上に成り立っているという話。

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          2024年が始まった。 何十年ぶりかに初日の出をみた。 前からやってみたいと思っていたので、noteを始めてみることにした。 でも、わたしは何も持っていない。と思う。 特技などの自分を紹介する材料が見つからない。 紹介できるのはいつも周りの人や、見たもの聞いたもの。 さほど詳しく書けるような知識もない。 自分を紹介するのが苦手。職探しや履歴書も嫌い。 何も得る努力をしてこなかった時間たちが露呈されるから。 何か見つけられるといいな、という微かな希望を胸に 重いMacBo