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【絵本】光の描き方が素晴らしく、絵が印象的です。『クマと森のピアノ』

6歳息子、4歳娘に読んだなかでオススメの絵本を紹介しつつ、感じたことを書きます。#7

『クマと森のピアノ』
作:デイビッド・リッチフィールド 訳:俵 万智
出版社:ポプラ社

立派なピアノ。おおぜいの観客。音楽はきき放題。
ここは夢のようなところだ、でも・・・とブラウンは思いました。
何かがちがう。何かが足りない。


こぐまのブラウンがピアノと出会い、故郷を捨てて都会へ、そして、、。

この絵本、ストーリーも良いのですが、
絵が素晴らしい。読んでいて心惹かれるのは、何がいいのかなと考えましたが、特に光の描き方が巧いと思います。

森の中のピアノの絵も
都会のコンサートホールの絵も
印象的です。

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娘がピアノに興味をもったことをきっかけにピアノに関する絵本ないかなと思って調べて見つけました。子どもが興味をもったことに関する絵本を検索して図書館で借りるというのがパターンになりつつあります。あ、気に入ったらちゃんと買います。も、もちろん。
娘もきっとピアノへの憧れが増したのではないかと思います。でもどう感じるかは娘に委ねるように、僕の感想を言いすぎないようにしています。

クマが都会へ行くシーンで、
自分が故郷を離れ、上京したときのことを思い出しました。
この絵本のイメージとは全然違いますが、ヤザワの「成り上がり」という本のことも思い出します。
息子も娘もいつかは巣立っていくのでしょう。
僕ができることなんて、毎日絵本を読んでやるくらいです。

追:デイビッド・リッチフィールドさんはイギリスのイラストレーター/絵本作家のようです。訳者が俵万智さん。サラダ記念日の!
俵万智さんの歌集も図書館で借りてみようかな。

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