まるっと1年。ジグザグカクタスの記録
こんにちは、ヒツジです。
ジグザグカクタス(フィッシュボーンカクタス)というサボテンをご存知ですか?サボテンというと、砂漠をイメージする人が多いと思いますが、このジグザグカクタスの故郷は熱帯雨林。森林サボテンと呼ばれ、他の木に着床して生息するタイプのサボテンです。
今回は、ジグザグカクタスの1年分の記録なので、かなり長い記事になりました。めちゃくちゃ興味ある!という方、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです^^
ジグザグカクタスとの出会い
私がこのサボテンに興味を持ったのは、インスタグラムの写真がきっかけ。見つけた写真に写ったモジャモジャした植物の虜になり、何者なのかを調べたところ、どうやらジグザグカクタスのようだということが判明。
2022年5月、植物好きの人なら一度は名前を聞いたことがあるであろう、SOLSO FARM(神奈川県川崎市)を訪れた際に、探してみました。…が、広い敷地・膨大な種類の植物の中から見つけ出すのは至難の業…
散々探しても見つからず、諦め半分で店員さんに聞いてみたところ、一緒に探してくれ、小さな鉢に入ったものを発見!!!見つかったのは、私のイメージにあったモジャモジャした様子のジグザグカクタスからはかけ離れた、2本だけが双葉のように植っていたもの。歓喜して購入して帰ってきました。
伸びゆくジグザグ
大抵の植物は、買って帰ってくると、環境の変化から少し体調を崩す様子が見てとれるのですが、ジグザグカクタスはずっと元気そうな様子。
6〜10月頃にかけては、日に日に伸びてゆくのが楽しく、毎日のように写真を撮っていました。
プランツハンガーを編む
2022年秋。鉢に植った状態だと、床についてしまいそうになってきたので、プラントハンガーを作り、天井から吊るすことに。東京駅のKITTEに入っていた、moolitという毛糸屋さんで、プラントハンガーのディスプレイを見て感銘を受けて以来、一時期ハマり、30組くらいは作ったことがあったので(笑)夫のキツネと主に楽しく制作。
さし穂に挑戦
私がイメージしていたジグザグカクタスの姿に一歩でも近づけるため、大切に育ててすらっと伸びた1本を、くびれたところでカットして、増やすことを決心。
気根が伸びているところを含めてカットしておくと、挿し穂をしたときに気根が根付いて助けになるかもしれないという情報を得たので、それを願って気根を含めて切り離し。
カットしたものは、土に挿してすぐ水を吸うように+切り口から腐りづらくなるように、4日ほど風通しの良い日陰で干しておきました。
植え付けた後もすぐには水をやらず、少し経ってから水やりしました。ホワイトゴーストという別のサボテンの挿し穂を腐らせてしまった悲しい過去があるので、サボテンの水やりには慎重…
世話をしていてわかったことですが、ジグザグカクタスは水切れすると、中央に縦に通った筋(道管なのかな?)が浮き上がり、株全体が薄っぺらくなります。水をやり1日ほど経つと、株全体がふっくらするので、それを目印にすると水を吸えていることが分かります。上の写真でも筋は目立たないので、根が土にきちんと活着したことが分かります。
切られた方の本体も、バイキンなど入らず無事にその後も過ごせました。切り口は乾いて若干しぼみましたが、完全には閉じない模様。
このままの形で冬を越しました。冬の間はほとんど断水に近い状態で、お世話といえば月に1回ほど水をあげる程度でした。
土の入れ替えと鉢増し
2023年4月。実はSOLSOで買ってきた1年前から、土を変えずに育てていました。水やりのたびに水捌けが悪いのが気になっていたので、暖かくなるのを待ち、土変え&鉢増しを決行。
ずっと双葉のような見た目だったのが、3本仕立て(?)となり、ちょっと嬉しい。
2023年春の成長
6月に入り、一気に新芽の展開が始まりました。冬〜春にかけて、全く動きがなかったので、もしかして一生このまま…?とやや不安に感じていましたが、杞憂だったようです。
特に株が充実していたもの(ジグザグの大きいもの)は溜めていたパワーを発揮する時がきた!と言わんばかりに、4つの新芽を一気に伸ばしています。
ジグザグカクタスの新芽はつやんつやんのぷりぷりです。本物を肉眼で見てみてほしい…
ちょうどカメラのフォーカスをよりきっちり合わせる方法がわかったので、めちゃくちゃ細部まで写っています。小さいのに棘は一人前でカワイイ。
まとめ
ここまで、我が家にジグザグカクタスを迎えてからの1年間の様子を写真と共にお伝えしてきました。少しでもお楽しみいただけたら嬉しいです。そして、この記事を通してジグザグカクタスって可愛いな・面白いなと感じてもらい、育てる仲間がひとりでも増えることを願っています。
興味が湧いた!という方はコメントやスキ!でぜひ教えてくださいね*
それではまた次の投稿でお会いしましょう。ヒツジでした。
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