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税法免除の大学院について(🦊の主観で記載します。)


こんにちは
🦊です。

税理士試験財務諸表論については、過去に「理論編①」と「理論編②」をアップしております。
(理論編①はこちらから
(理論編②はこちらから

また、「計算編」もありますので、良ければご参照ください。
(計算編はこちらから

過去にX(旧Twitter)でアップしたところ、ご反響をいただいたので、こっちのnoteでさらにリニューアルしてアップします。

X(旧Twitter)でアップした記事はこちらから

🦊は税法免除の大学院を出ています。
その際に感じたことを主観だらけで記載します。
#ご参考になれば

1:勉強しに行くのではなく、論文を書きに行った方が良い。
#知的欲求は別のところで満たそう

「せっかく勉強しに行くのだから…」とか、「実務で活かせるようにしよう」という思考…
めちゃ分かります!

でも…
辞めた方が良いです。
2年でサクッと終わらせることを絶対条件にした方が良いと思います。
知的欲求はバッジを取ってから、好きなセミナーに参加しましょう🦊

2:「書きたいテーマ」ではなく「書きやすいテーマ」にした方が良い。

#租税判例百選に掲載されている事例がおススメ
🦊の場合は所得税法56条をテーマにしました。
理由は2つあります。

1つ目:素材が多い
過去にたくさん事例研究されているため、非常に資料が多いです。
集めてまとめるだけでそこそこのモノが完成します。

2つ目:オイシイ環境が整っている
「オイシイ環境」とは、以下の2つの要件を満たすものです。
第1要件:最高裁までモメた
第2要件:納税者と課税庁が途中で逆転した
この2つの要件が揃うと、見解が分かれるためさらに素材が増えます。
また、自分の見解も記載しやすいです。

3:1年次で必要単位は取れる限り取っておいた方が良い。

2年次は論文の時間だけにされた方が良いです。
大学もそうだと思いますが、3年生・4年生で必要単位が取れていないと何かと不便ですよね…

4:2年次の8月の税理士試験を受験することは可能だと思う。

#その後の論文作業は激務だと思いますが
なので、「大学院行くから税理士試験の勉強はストップ」なんて思わない方が良いと思います。両方がんばる価値があります🦊

5:大学院の2年次の8月で3科目が終わっていることが理想。

#詳細は後述
正確には、「2年次の8月が税理士試験最後の受験になること」です。
この後に記載しますが、「あとは論文だけ~」の状態に持ち込んだ方が良いです。


6:成績は「C」とか「可」が多少あっても問題ないと思います。

#国税審議会の論文審査には影響がないと思います
無理して「A」とか「優」とか不要かと思っています。
目的は論文を出して、免除ゲットです。
最低労力で単位を取ります。🦊の成績については後述します。

7:大学院ごとに脚注などの記載方法が違うため、早い段階で卒業生の論文を確認し、書式を覚えた方が良いです。

#目次とか脚注とか一覧とかホントめんどい
論文は「中身勝負」ではありません。修士にそんなことは求められていません💦
体裁が非常に大事です。
最終ゴールを確認して、常にひな形を意識しておいた方が良いです。


8:先に大学院を卒業し、その後に3科目を合格すると、さらにその後に論文の提出作業となるため、手間が増える。

#3科目終えている状態で卒業しておきたい
このパターンは🦊自身は結局、経験せずに終わりましたが、また改めて大学院に行って、諸々手続きして…
めんどすぎます💦

9:国税審議会への論文提出作業は意外と手間なので、2年次の8月以降に早い段階で準備推奨。

必要書類などがあるのですが、2年次の年明けに準備するとかなり大変です…
9月あたりから準備にとりかかってみてください。
手続きは一応、こちらにあるのですがとってもわかりづらい…
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/qa/qa06.htm
なので、ブログなどアップされている方のものをご参考にされた方が良いと思います。

10:「院免税理士」とか「官報税理士」とか「OB税理士」とか色んな名称聞きますが…

自身は「院免税理士」で今のところは経営自体に困ったことはないです…
#実務で困ったことは多々ありますが
5科目合格の官報税理士サンよりも知識面ではスペック激オチです…
どこかで補填しましょう…

11:3科目合格者は卒業式の日に論文を国税審議会に出してください。合格通知は想定以上に遅いです。

#卒業式の帰りに郵便局に行く
気が向いたら、「税理士登録編」も記載しますが…
とにかく遅い!
テキパキやれ!
と言いたくなります。
#キツネは言っておりませんw


※参考データ (あくまでも同級生のケースですが…)
①26%が3科目合格の状態で論文提出。残りの74%は論文提出後にも税理士試験は残った。
②11%が留年。
③18.5%が科目合格1つもない状態で大学院スタート。81.5%が1科目以上の合格がある状態で大学院スタート。

講師をさせていただいて感じるのは
始まってもいない大学院を「大学院が始まるから」という理由で、早々に税理士試験の勉強を止めてしまうのはもったいないと思います…
#ブランクは簡単に取り返せない

また、「大学院のレポートがあるから」とか「発表が…」という理由で講義を休まれるのは、お任せしますが…
#その代わりに税理士試験の勉強はサボらない
#税理士試験の勉強に支障が出る一般科目は途中で辞めても良いと思います
#1年次で消費税をどうしても取りたくて勉強に支障が出る一般科目は3つ切りました

🦊の成績表は「D」が3つで「C」が二つの状態で卒業をし、論文審査を通過しております。
#Bは数える気なくすくらい多いです
#相変わらずスペックが低いキツネさん

受講生等からよくいただくご質問を主観だらけで記載しております。
#ご参考になれば
#大手資格予備校講師がガチで語る
#いつも以上にガチで語った気がする


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お役に立てれば何よりです。
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