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2024年(第74回)税理士試験について考察してみる(財務諸表論 計算編)

こんにちは
🦊です。

本試験まで残すところあと75日(2024.5.23時点)ですが、お手元の準備は順調でしょうか?

本日は第74回本試験の財務諸表論を計算パート(第3問)から切ってみたいと思います。

製造業ってどうなの?

「4年に1回製造業」という業界内では暗黙の知がありまして、今回の第74回本試験は「製造業YEAR」です。

直近では…
第66回(平成28年)と第70回(令和2年)で製造業が出題されているため、今回の第74回はまさに「製造業YEAR」です。
#あくまでも周期の観点ですが

そうなると1点問題点が出てきます。。。。。

製造業が出た場合の問題点

財務諸表論の製造業は簿記論と比べれば、そこまで難易度は高くありません。
ただ、商業と比較すると解答に時間がかかります。

「一つ目の問題点は時間勝負」が想定されます。

ただし、これは練習で克服できそうです。
実はもう一つ大きな心配ごとが🦊はあります…

「二つ目の問題点は練習材料」です。

既に簿記論を合格されていたり、今回は簿記論を受験されない方はお手元に練習材料(問題集)があまりないと思います。
財務諸表論の練習問題って製造業が極端に少ないと感じるのは🦊だけでしょうか…

なので、日ごろの予備校のテスト問題等を使って、反復をしてもらうことが大事かと思います。
#でも反復って3回くらいで飽きるよね

飽きてしまったら問題は新しく調達しましょう。
「フリマアプリ」や「ブックオフオンライン」など🦊は受験時代はこういうところで調達していました。

フリマアプリの場合は、出品者に「製造業の問題って載ってますか?」って聞いても良いと思います👌

と、いうことで前半は「製造業YEAR」について記載してみました。

後半は難易度ですが、結論を先に書くと「激ムズ」になると想定しています。

これには理由が二つあって

1つ目は「会計科目の受験条件緩和」が挙げられます。

2023年(第73回)の年代ごとの合格率って見ましたか?


こちらから

「20歳以下」が36.2%…💦
3人に1人が合格…
大半がボザイの人たち…

ちなみに第73回税理士試験の財表は計算がめちゃくちゃ簡単で、予備校はボーダーを40点以上で出しているところもありました。
#だいたい30台後半なんですが

試験問題はこちらから閲覧できます。
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikenkekka/73/touanyoushi.htm

2つ目は「第73回の合格率の高さ」です。


こちらから

財表…
「28.1%」…
やりすぎです…


と、いうわけで
「製造業」の出題可能性が高く
「難易度が上がる」可能性が高い
計算問題ですが、残り期間を有意義に過ごしていただきたいと思います。


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