見出し画像

大学中退から成り上がりキャリア形成⑤

おさらいと年収推移

■年収推移
販売員:200万円 ⇒ 派遣テクサポ:240万円 ⇒ 社内SE:270万円
⇒メガベンチャー:380万円(退職時550万円)

年度初めのバタバタで、前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいましたが、またゆるゆると投稿していければと思います。

正社員、三回目の転職

前回はメガベンチャーへの入社、そして三回目の転職について記載しました。
今回は三回目の転職でどこに行ったのか?を書いていこうと思います。

SAPコンサルタントとしてのキャリアを

初めて自分の中長期的なキャリアを見据えて転職を行ったのが、この転職になります。
それまでは、「ITでやっていこう!」という間口の広いものでしたが、
SAPコンサルタントでやっていくという気持ちが出来たのは個人的には結構なターニングポイントです。

理由は色々あるのですが、
専門性を持った方が食いっぱぐれない(結婚し、子どもも産まれたことが大きかった)というのがあります。

メガベンチャーにそのままいても年収はアップするのはわかっていたのですが、プロジェクトリーダーなどの管理ポジションに移行しつつあったので、知見を得にくいというのはありました。
と、同時に、管理しかやってこなかったオジさん達の現場での作業の解像度が低く
・現場メンバーのフォローが出来ない
・何が起こっているか分かっていない
・適切な工数管理が出来ていない(炎上時の増員も雑)
という感じで炎上していることも多かったのを間近で見ていたこともあり、スペシャリストでもありつつ管理も出来るようになるのが、あるべき姿だと今のところでも感じています。

30代転職、地方在住は…

とはいえ、転職は難航しました。SAPの求人は多かったのですが、
・30代でSAPを体系的に学びたい
・地方在住(=フルリモート勤務)

という希望があったこともあり、一気に応募出来る求人が減りました。
地方でSAP関連の求人って少ししかないんですよね…(SAPを導入しているのは大企業がほとんど)

実際に10以上応募して、面接にこぎ着けたのが4件、最終面接に至っては2件でした。内定は大手SIerグループ会社のみです。
そして、条件付きで。後述します。

余談ですが・・・
人事部所属の現場関係ない人が採用可否決める時が一番落ちやすい気がします。
現場の解像度が低いと学歴などのステータスでしか判断しないので…
コンサル企業は、実際に配属される予定の管理職が面接を行うことが多いイメージがあり、人によりますが、総じて現場での解像度も高いです(その分、落ちるときは現場では使えない判断されている気もして、落ち込んでいました笑)

大手SIerグループ会社へ

先述した通り、大手SIerのグループ会社に転職しました。
この転職は、入社直後は現場や研修等でフォローが必要なため、期間を設けず東京本社での勤務という条件付きでした。
未経験ではありませんでしたが、流石に体系的に学べる研修を受けたいとなると色々と条件が出てきます。現場でのフォローも必要と思われたかと。
育児もあり、妻にはかなり反対されましたが、「SAPでの経験を積むなら必要な道」と説得して何とか転職しました。

現在、一年半が経過していますが、
研修、SAP社のトレーニング等、入社前にやりたいと思っていたことが経験出来てSAPコンサルタントとして身につける最低限の知識(というかほぼ心構え)を獲得出来たと思います。

上にプライムベンダーがいたときは、指示を仰げば何とかやっていけましたが、プライムベンダー(エンド直)ともなると、自分で考えてお客様と対話・PJT推進していかないと、どこかしらでしっぺ返しがきます。
ただ、良いプライムベンダーも見てきたので、その模倣である程度は乗り切れたりもしました。
二年目の今は、PJT推進と各工程での作業内容の深化が求められています。

ぼちぼち評価が降りてきて、次の年俸が決まるので、どこかで公開できればと思います(今はインセンティブ込みで600~です)

SAPの詳しい内容については、また別の記事で書ければと思います。

というわけで、5つに分けて自分のキャリアの変遷を書いてみました。
久しぶりに文章を書いたので、読みづらいところもあったと思いますが、ご容赦ください(コメント等頂ければ適宜直したいと思います)

次のキャリア記事が書けるとしたら、今の会社で職級が上がったときか、転職したときになるかと。

同じような境遇の人をはじめとして、皆様のキャリア形成の一助になることを願います。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?