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わたしと娘の3年3ヶ月
一生の中で子育て以外毎日朝から晩まで誰かとずっと一緒にいることはあるのなか、とふと考えた。
娘が産まれた日から、娘と共に朝を迎え一日を過ごし娘と共に眠りについた
毎日毎日ずっと、これを書き始めたい3月6日で1,156日間。
お腹にいた時は、文字通り寝る時だってお風呂だってトイレだって全て一緒、
産まれて一年も、トイレとお風呂以外ほぼ一緒。
二年目は一時預かり保育で週に数日保育園に通い始め母と離れて過ごす時間が出来た。
三年目、夫とお出かけする機会も増え週末は別々の時間も増えた。
歩く前はどこへ行くにも抱っこ紐でお腹にくっつけて散歩に行ったり、買い物に行ったり。
とにかく移動が大変だったけど、あの抱っこ紐でコアラみたいにくっついていた時が愛おしい。
歩き出したら毎日の様に一緒に手を繋いで公園や散歩に出かけた。小さな手を繋ぐたび嬉しかった。
市内の小さな水族館や、動物園へもよく行った。
子どもが遊べる施設を調べることが日課の様だった。
真夏と真冬は外で遊べなくてどうやって過ごすか毎日悩んだなあ。そんな時は親子広場に行って、同じ子育てママとの会話に救われることも少なくなかった。
フリーランスのわたしは育休なんてものはなかったから、傍で仕事をしながらの初めての子育ては常に時間に追われ、時にとてもしんどくなることも多かった。
でも、常に頭にあった事は、この期間は自分が思うよりずっとあっという間で、そしてもう二度と戻ってはこないということ。
子どもが一人のわたしにとっては文字通りこうして子どもと過ごせるのも最初で最後だという事。
きっとどれだけやっても、もっと遊んであげればよかった、もっとこうしてあげればよかった、って思うんだと思う。
だから、自分にできる事は全てやり切ろうって思いながら過ごしてきた。
時々スマホを開いた時、ついニュースやSNSを目的もなく開いてしまう事がある、そんな時、これは目の前の子どもとの時間と比べてどれ程必要で価値があるのかな、と考えると自然とスマホを置いた。
でも、自分を後回しにし過ぎると今度はわたし自身が余裕がなくなってそのバランスを取るのがとても難しい。
仕事や家事、その他の永遠に終わらない雑用の両立がこれ程大変なものとは想像できなかったけれど、そうして過ごす平日母娘二人の時間は本当に大好きで楽しかった。
娘が生まれる前は産まれて半年位で保育園に預けよう位に思っていたのが嘘のよう。
その時間もあと3週間。4月からは毎日保育園に通い始める。
わたしと娘の時間はぐっと減る。
これからこうやってわたしの手から少しずつ少しずつ離れて、自分の世界を持っていくんだろうな。
そういえば最近抱っこの回数もめっきり減った。
だから、小さな手を広げて「ねえだっこして」って言ってくる時は、「重いな〜!」って言いながら抱っこしてぎゅーっと抱きしめる。
残りの二人だけの時間、何して過ごそう。
たくさん考えるけど、娘に聞いてみよう!
3.12 Thu
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