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「どんな提案をしてくれるの?」kitsukiのカウンセリングでしていること。

kitsukiでは美容師からの提案を大事にしています。

やりたいものも似合うものもよくわからない。今の髪型に困ってないけどなんか変えたい。いつも同じになってしまうので違うものにしたい。

「でも自分では何をどうしたらいいのやら。」そのように自分で髪型を決められない人はたくさんいます。

そんな方に提案をし髪型をつくっていくのがkitsukiのやり方です。

では、どんなことを大事にして提案をしているのか。

今回はその部分をご説明させていただきますね。


まずは話を聞く

何度も通っていない限り、一言二言で相手のやりたいことを理解できないと思っています。

緊張して上手く伝えられなかったり、時間かけて悪いから気をつかって話を合わせてくれたり、カウンセリングで写真を見せた方がいいから見せるけど絶対それがいいわけでなかったり、言ったことが全てではないことがよくあります。

周りから似合うと言われても、自分の好み、やりたいものでなかったら満足してはもらえません。

なのでこう伝えてくれたけど本当は何を求めてるのかがわかるまでは話を聞くようにしています。

こうしていると好みがわかってきたり、過去の失敗話が聞けたり、髪型づくりに必要な要素が増えていきます。

やはり魔法使いではないので、ぱっと見て似合うものは浮かぶけど本当はどうしたくて、なぜ来てくれたかまで心を読むことはできません。


自分の意見を伝える

話を聞いてやりたい髪型がはっきりと決まっている人はそのままカットしていきますが、どうしたらいいかわからない人には自分たちの感じたことを伝えています。

迷っているのにどうしますかと決定権をたくすことはなかなか酷だと思うので。

前髪は少し長めでも似合いそう。思い切り短くしても良さそう。今回は無理に切らない方が好みに合いそう。

そんな風に「自分はこんな感じがいいと思う!」と考えを伝えています。

そこで気に入ってくれたらそれにするし、おやっと感じたらいくつか別のアイディアを出したりもう少し会話を。

ぼくらも話をしていて「そっちの方がいいかも」とひらめくことも多いです。これも自分の考えを伝えなくては出てこないことなので、一緒に探してみるスタンスは大切だなと感じています。


再現できるものをつくる

人間同士の相性のように、髪質と髪型にも相性があります。

無理してつくった髪型は長持ちせず、ゲストのセットに頼らなくてはなりません。毎日美容師がやらないとできない髪型を提案しても楽しめないと思います。

2ヶ月に1度カットをしたら年に6日。残りの360日は自分でセットするので、その人が可能なものを作る必要があります。

どんなにいい髪型もセットができなければ全く違うものになってしまうからです。

似合う髪型にするのは毎日を快適に楽しくするためだと考えています。だから、自分で再現できるかがとても大切なんです。

それぞれ髪質には長所も短所もあります。

いい部分に合わせた髪型を作るとセットが簡単になるので、似合うものの中から再現できるヘアスタイルを選びお伝えしています。


人間らしいコミュニケーションを大切に

ネットを探せば似合う髪型について情報はたくさん出てきます。ですがそんな簡単なものではないよなぁと思います。

もっと色んな要素がからみあってひとつの髪型ができる。あなたはこうだからこうでは成り立たないのがヘアスタイルです。

それを解決するのは対面のコミュニケーション。これ無くしてお互いが満足するデザインは作れないと思います。

「絶対これにしたい!」そんな思いがある人には必要がないかもしれません。

でもどうしていいかわからない、何がいいかわからない、そんな人には欠かせないはずです。

kitsukiはそんな人にも髪型って楽しいなと感じてもらえるように提案をしています。

気分のいい毎日の積み重ねは、きっといい未来を築くと思っています。