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#1930文字の 母、そして仕事人の4時間

働き方の自由度がとても上がった近年。
社会として、まだまだ改善しないといけないことは沢山あるが、もし、本人が企業に頼らない働き方を選べば、かなり自由にはなってきた。
私の家族はまだまだ企業に所属して生活をしている。
ただ、少しだけ、企業に所属しないで生活できるかもしれないと思える気持ちが追いついてきた。
まだまだ一歩も進んではいないが、半歩の半分ぐらいは進み始めた。
この気持ちになるまでは、悩みに悩んだ。沢山の人と話したが、全く理解されなかった。
なぜなら、私は仕事が大好きだ!朝から夜中まで喜んで働いてしまうぐらい好きだ。
みんな同じ返事だ。保育園に預けたら?延長保育で夜まで見てくれるとこあるよ。
ただ、私にはできないのだ。
子どもたちを安心して預けられる場所がない。
優しい先生たちは沢山いるし、素敵な保育園も沢山ある。
ただ預けようと思うとザワザワする。
今や、どこも人手を探している。近隣の保育園どこも保育士さんや先生募集となっていた。
人数が足りていないのだ。日本中、今の過度サービスを団塊世代が現場から抜けた穴を埋めれないのだ。
人数が足りていないとこに、長時間子どもを預けることに違和感を感じた。
それに少しだけ、本質が見えて来た最近、社会の歯車がうまく噛み合っていないことに気づいている。
私が疲れていることは、きっと保育士さんや先生たちも疲れている。
その中で、長時間、本当に子どもたちと健やかに穏やかに接することができるのだろうか。
現代の色々な価値観を気にしながら、沢山の人数を1人で見るという責任が重い仕事を選んでくだかる先生方の疲労は想像を絶する。

疲労は人間をダメにすると私は思っている。

愛情や豊かさ、そして喜びを、疲労が厚い層として心身にある中で人と共有、共感できるのだろうか。

どうしてもその違和感が脱げえなかった。
ただ働きにいかないといけなかった。だから、最初は一緒に出勤させてもらったりした。でもそのうちできなくなった。数時間だけ預けて働きに出た。
そこは、先生たちの疲労も考えていて、延長保育もできない。本当に数時間だけ。だから、先生たちも全力で遊んでくれる。そして、何しろ子どもたちを甘やかしてくれる。近年は、子どもを甘やかしてあげる場所が少ない。一人一人が自由にしたら、統一が取れず、先生たちが大変だからだ。
ルールが沢山だ。
滑り台を50回滑るのに付き合ってくれる。
1人だけ気分が乗らずプールに入らない時も見学ではなく、一緒に砂遊びをしてくれる。
園にいる大人と子どもの数がほとんど同じなのだ。みんなで、見てくれる
子どもももちろん園が大好きだ。
ただ、預けられる時間が短く、私は仕事を思いっきりできない。
働く時間数を大事にしている会社だから、1番ランク下の位置になった。それでも、大好きな会社で辞めるとは思わなかった。
20年前から社会に出て働き始めてからずっとしていることがある。最近、それが、自分の未来の働き方に光をくれた。
単純作業は、人の3倍速く、仕事をこなすのだ。単純作業に関しては、何故だか、3倍速くこなした方が良いと思ってきた。その方が疲れないのだ。人が物事に集中するには、ある程度スピードが必要なのだ。
のんびりゆったりではなかなか集中しない。
作業は、集中した方が楽しいのだ。
だから、自分のために、人より3倍速くこなした。単純作業は、大体スピードを測ることができる。3倍速く仕上がっていることが目に見て分かる。
効率よくするのが上手いのだ。
でも、なぜか人は、効率よく働く事に好感をもたない。なぜ同じ給料でもっと働かないといけないのだと思う。
私は、集中する方がよっぽど楽だから自分のためだと思うが、なかなか共感は得られない。
だから、共有もしない。効率は聞かれたら答える。あと、人は自分のやり方を変えない。

3倍速く仕事が終わる。3倍の量をこなす。

子どもも長時間預けたくない、でも仕事はしたい!
ある時閃いた。
3倍速く動いてきた。それなら1日4時間働けば、世の中の単純作業の人が12時間働いているのと同じ量だ。
まだまだ世の中には、AIやITロボットが代わりをできない単純作業は沢山ある。
私が愛してやまない作業。山の中と畑をつなぐ、自然にも地域にも大事な単純作業。
それだけで独立できるのかは分からないが、やってみなきゃ分からない。
家族の説得にかかっている。少し前のめりになってきた。
少しずつ準備も整ってきた。

そして、もう一つの強み。
夫婦揃って営業とSNSが強い。企業の担当をしてそこそこの成績もある。
大好きな単純作業の商品を手に、営業とSNSで、4時間労働を成功させたい。

この独立を成功させ、長時間労働をしないですむ働き方を未来にみせたい。

#未来のためにできること

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