流れをさえぎっているもの

ものごとが
ひとつ現れては消えて行きます

その　目の前に現れた事
その場に求められている事を
ただ淡々と向き合いやれば
その次　その次　と現れてきます

ご飯を食べれば　洗い物が出て
洗い物をすれば　それを片付けて
片付け終わる頃には　次の何かが現れて

あまりにも当たり前すぎる
そんなの誰でも知ってるしやっている
と思っている　それ

その　当り前さ　を取っ払って
ただその流れに目を向けて観ると

今までかつて
何ひとつ留まった事のない
その流れがみえてきます

ほんとうにそれが流れているだけなのに
そこに停滞感や問題感や
そんなものをくっつけているのが
自分がやってる
自分がやらなきゃ
自分がコントロールできる
という様々な　自分さま　であり

どうにか出来ると思っているから
じゃあどうしたら
どうやったら
と　大変ごとへと変えていきます

そして
自分で騒ぎ立てたくせに
騒ぎ散らしておしまいです

流れがたまたま意に叶っていれば
ほーら出来るじゃない　となり
意に反れていれば
あれのせいこれのせいとなります

その　意　は
エゴ自分の都合の意なので
どこかに自分にとってのうまみがあり
それはプライドだったり
満足感だったり　人により様々ですが
どちらにせよ
どうにか出来た　出来なかった　という
そのジャッジへの単なる反応です

よーくよーく考えてみれば
自分でどうにか出来た事なんて
ひとつもありゃーせんです

けれども
自分がコントロール出来る　という
その遊びのようなものを楽しんでいる時は
そんなうんちくは関係なく
そのスリリングさに没頭しています

そしてそれが
大抵の日常と呼ばれるものです

いまの　揺さぶり　は
こんな部分にも働きかけていて
つまりは
自分ではどーにも出来ない　とか
そんな無力感的なものを体験しているケースも
あるんじゃないのかなと感じます

どこをどーやっても
自分ではどーにも出来ない
もう頑張れない
そんなあれやこれやに纏われ
疲れちゃったーとなるかもしれませんが

疲れちゃったなら
休めばいいんです

食べたいもの食べて
寝ちゃえばいいんです

だって
それを今求めてるんですから

そこに
でもこれやっとかなきゃ　とか
もう少し頑張らなきゃ　とか
まだ何とかなるかもしれない　とか
そんなグダグダを言って来るのは
エゴであって
自分でコントロール出来る
と思っている　思い　です

今現れている　疲れちゃった　という
思いを無視して
つまりは流れ現れているものに逆らって
エゴや自我で動ごうとするから
オソレや不安や焦りのようなものが
もれなく紐づいて湧き上がってくるのです

でもって
そのうちこれすらも自我は
疲れちゃってるからいいよね～
とかなって利用してくるスグレモノです(笑)

ゆだねてみませんか
手を引いてみませんが
コントロールやめてみませんか

そんなキッカケを
今のこの揺さぶりは与えてくれています

今まで自分は何をして来たんだろう
から
本当に自分がやってきたんだろうか
へと　意識の矛先がむかうとき
そこに僅かな「？」が生まれ
かつての思いのあれこれが手伝って
何かふんわりとしたような
そんな気配を感じるかもしれません

そしたらそこに留まって
じーっと感じてみるのも
いいかもしれません

いろんな揺さぶり
パワフルですが
ちょっとだけ離れて観ると

見えないギフトが
散りばめられているようです