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悪い男がモテる現象の説明

タイトルの件について、整理しておこうと思います。多少ニュアンスは違えど、悪いとされる規範を身につけた男になれ!的な話がモテの条件として出てくることがあります。誤りです。

結論を書いておくと、バスケット選手がモテる!なら、今日からバスケを始めたら急にモテるのか?身長が高い人は大きな靴を履いている。なら大きな靴を履けば、背が伸びるのか?って話です。因果と相関関係の勘違いです。後は女性の紛らわしい言い分に男が振り回されている部分もあります。






そもそも悪い男とは

正しい定義ではないのですが、悪い男がモテると言い出す人がいうところの悪い男とは下記2通りだと思います。

1、女性を大事にしない、上から目線、嘘をつくといった不真面目で不正確な会話態度。または、一途ではない、ヤリ目的等で女性に接っし、自分の方がもっと女性を大切にするできるしてるのに!!と思える男。

2、ヤンキーとかDQNとか不良等の、反社会的、規範から逸脱している、髪を染めたり、生活態度が悪い、他人に横柄で粗野である等と思える男。

不誠実型か、ヤンキー型の二種類です。





そもそもモテとは

そもそも女性からモテるという現象は、女性の遺伝子の生存戦略で生じています。

一発必中戦略
女性は、野生の動物や他の獰猛な雄から、守られる頼って生き延びる存在であり、かつ出産育児が命がけなので、とにかく一発必中で強い雄を選ぶ。相手が格付け上位(ヒエラルキー上位)の雄なのかを執拗に熱心に値踏みする。一人の雄をターゲットに決めた後は、本当に頼れるのか助けてくれるのかという安心安全執着信頼の為に行動するので、結婚したがり、連絡やらプレゼント回数や頻度やらといった私だけを大切に丁重に扱うかで、その相手への評価が揺れ動く。






悪い男がなぜモテるのか

悪い男だから、モテるのではなく。悪い男になる様々な要素を持ち合わせた男の方が、真面目で誠実な大事にするよ!な男よりも、このモテの現象で単純に勝っているからです。

言い換えるなら、バスケ選手がモテるのではなくて、身長が高くてしゅっとした筋肉のつきがよいからバスケ選手になる。で、その背の高さや体つきの肉体的魅力ヒエラルキーでモテるわけです。バスケがうまい!もモテには繋がりますが、バスケをし始めれば(悪い男になれば)モテる訳ではありません。つまり、悪い男の方が、モテ現象の核心のヒエラルキーの上位になりやすい要素をもとから持っているというわけです。



1、肉体的魅力を中心とした何かでヒエラルキー上位に。

そもそも真面目誠実(善良)とは、社会秩序を順守する事です。遅刻しない。先生の言うことは聞く。宿題をする。掃除をちゃんとする。一方で悪い男とは、そういう社会秩序を無視する輩のことです。ここで、逆に考えてみてほしいのですが、どうして彼らは社会秩序を無視できているのかということです。

1の不誠実不真面目タイプの男。2のヤンキー反道徳的タイプの男。彼等は社会秩序や善良さに反した振る舞いをなぜできるのでしょうか。普通に考えれば、それらは指摘され粛清され潰されて正されていくはずです。しかし、もしその男が身長200㎝で、筋肉ゴリゴリで、気に入らないことがあったら腕力に訴えそうな男だとしたら、誰が命令したりルールを守らせることができるんでしょうか。秩序に反抗できる悪い男は、からだが大きくてうでっぷしが強いわけです。あるいは、口八丁や見た目(容姿の良さや人当たりの良さ)で許されるから不誠実でも、正されないまま逃げ切って問題にならないわけてす。

つまり、社会秩序を破ってもそれが許容されてしまう(悪い男)とは、既にそれ相応の権力やパワーや人柄をその人が有しているからに他なりません。あの人は地域の有力者の息子さんだから……とも一緒です。悪い男とは、何かの力をすでに有していて、ヒエラルキーが上位故に、悪ぶれるわけです。勿論、それらを持ち合わせない悪いだけの男もいますが、彼等は嫌われるだけでモテません。

ヒエラルキーが上位ということは、その善悪に関係なく、女性からすればモテの上位になるわけであり、つまり、善良な一市民よりも、すごくモテる悪い男もいるのです。モテない悪い男も同様にいるわけです。但し、この因果が逆転し、あるいはそういうイメージから、悪い男ならば、ヒエラルキー上位なんじゃないか。悪い男の方がいいのかも?と、誤解される勘違いも多少は発生している気がします。



2、モテがモテを呼び込む

モテる = ヒエラルキーの上位である

昔のヒエラルキーは、シンプルにライオンから守ってくれる力強さが指標でした。今でもその根本は変わっていないですが、昔よりは相当緩くなり、女性より体(身長や横幅)が大きければよし程度です。だからイケメンでもチビとがりは相当不利です。小さい人は筋トレして身体を大きく力強く見せる必要があります。

このヒエラルキーの上位に登りつめる指標は様々あります。その時にその人が所属している集団において良しとされる指標が多少変わるからです。小学生は、足の速さ。中学高校は音楽活動とか。大学辺りからトーク力や経済力。大人は経済力やら頼りになる問題解決力。趣味の集いではその趣味の博識さ。

この指標は、ライオン時代と異なりかなり判断に曖昧さを含みます。現代では、もはや株のようなもので、モテてるやつがモテるになることもあります。その集団で皆が彼はいいんじゃないか?という人気があつまると、他の人が欲しがるということが、ヒエラルキー上位だ!となります。他の女性が欲しがっている、なんかあの人いいかもという人気がモテになるわけです。モテがモテを呼び込むということです。(気になる相手を落としたければ、その人の知人に、あの人良いよねといってもらいましょう。

さて、このモテがモテを呼び込む現象において、悪い男と誠実男を比較すると、どちらが有利でしょうか。付き合っている人がいる、思い人がいる。これらの理由で他の女性に全く反応しない男と、浮気やケンカを起こして女性と頻繁に別れる悪い男。付き合う人数が増えたり、女性との接触が増加するのは、当然悪い男な訳です。あの人ともあの人とも付き合ったという悪い男は、他の女性が欲しがった価値がある男になるわけです。その実態どうのではなくて、そう評価されるというわけです。

男の側からみても、俺はいろいろな女性と付き合えたという自信や落ち着きが生まれます。俺はモテる?イケる?男だという過大評価は、時として相手にもしかしてヒエラルキー上位の雄かもと誤解を与え、いい結果に繋がることもあるでしょう。


3、女性経験値の増加

2に近いものがありますが、誰でも経験を積むことは大事です。色々な女性と交流する。粉をかける等、不誠実ゆえに女性と絡む機会が多くなり、それが女性経験値を底上げします。

モテた(なんかいいかも)後に、次は、一緒にいて楽しいかが(よく笑わせてくれるか)、私と相性がいい私のモテ判断は正しかったと認識されます。女性経験を多く積むことで、女性の行動原理や喜びやすいこと、楽しませることを学ぶことができます。

誠実な男と悪い男のどちらが女性経験を多く積むことができるでしょうか。それは悪い男であり、悪い男の動きはモテに繋がりやすいわけです。



まとめ

悪い男ぶれる理由として、既に何らかの力でヒエラルキー上位にいるからである。ヒエラルキー上位なのだから、モテる。そして、悪い男ゆえの不誠実や横柄な態度で、多くの女性遍歴を重ねることになり、それが他の女性が欲しがったという価値になり次のモテを産み出す原動力にもなる。男にも自信と落ち着きを与えることになる。幾多の様々な女性経験が女性を喜ばせる技術を学ばせることにもなり、悪い男ムーヴは、モテたあとのつきあい方でも好循環を産み出す。







おわりに

清潔感が大事。誠実な人が好きとか。包容力が云々等々。他にも色々と女性は紛らわしいことを言います。本音というか無自覚の本心では、清潔感というなの小綺麗さ格好よさのことであり。誠実な人とは、モテる人がら、大切にされたいという条件節を隠していたり。包容力という、頼りになる男。困っても助けてくれる能力のある男のことです。

つまり繰り返しになりますが、女性が所属する男たちの中で、背が高く体がしっかりしていて、で、それなりに格好よい。で、何かしらの力でヒエラルキーの上位にいる。そしてその人は浮気はしないし、女が楽しませる喜ばせることをしたかどうかなだけ。女性は結局これだけです。

悪い男ぶっても力がなければ嫌われるだけなので。相手から良いねと思われたいなら、様々な集団に所属するようにして、そのどれかの中で、自分が上位になれる場所で勝負することの方が効果的な方法だと思います。モテる為に悪い男になる必要はありません。なった方が得でもありません。誤りです。


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