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長谷川家住宅


京都の古民家再生協会の理事長から教えていただき訪問、
所有者のご夫婦の夫婦漫才を聞きながら、
ご案内していただきました。

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長谷川邸は、
長谷川家の人々が数世代にわたり暮らしてきた農家住宅です。
2012年の8月で築造270年を迎えました。
祈祷札(棟札)によりますと、この家屋は寛保2年(1742)8月に建築されました。その当時の姿に近付けるため、
2011年4月から1年がかりで、
半世紀前の現代生活に用するために一部改修した部分を取り去り、
現状復帰をするとともに、
地盤沈下部分の持ち上げをするなど大規模な修復工事を行いました。

私たちは、
この修復工事を終えた今、古い家並みが残る東九条の景観・文化の保存に寄与しつつ、
残されていた昔の家具、古文書や長谷川良雄の水彩画などの作品の展示、手織り教室の開催などの場に利用したいと考え、新たに「歴史・文化・交流の家」として再出発することにしました。

東九条という地域

長谷川家住宅が所在する“東九条”という地域の歴史は、
遠く平安建都の時代に遡ることができます。
長谷川家の近くに、
九条家(藤原家)の別邸といわれる“九条殿”跡が残っています。
平安遷都の際、桓武天皇が側近の九条家に羅城門の建設を命じ、
九条家は東九条の地に屋敷を設け、
その建設に当たったと伝えられています。
なお、“東九条”には、平安時代を経て現代にいたるまで、
かつての藤原家の関連寺社が残っています。
私の印象に過ぎませんが、まことに奇跡的で、現在もなお、城興寺、薬院(施薬院)、九品寺など起源が平安時代に遡る藤原家ゆかりの寺院などが存続しています。

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