神経学的所見の取り方②
今日も柔道整復師、理学療法士、整体師の方、新人の方に向けて、僕の実際行っていることについて書いていきます
今日は下肢の神経学的所見の取り方についてです
順番ですが、頚椎の時と同じで
MMT(徒手筋力テスト)DTR(深部腱反射)sensory(感覚異常)で確認していきます
それでは下肢の神経学的所見のとり方です。MMTから、
腸腰筋(股関節屈曲で抵抗 L2)
大腿四頭筋(膝関節伸展で抵抗 L3)
前脛骨筋(足関節背屈で抵抗 L4)
長母趾伸筋、長趾伸筋(足趾背屈で抵抗 L4、L5)
腓骨筋(足関節外返しで抵抗 S1)
長母趾屈筋(足趾母趾屈曲で抵抗 S1)
次は感覚チェックです
大腿前内側(L2)
膝前内側(L3)
下腿内側(L4)
足背(L5)
足部後外側(S1)
次が反射です
膝蓋腱反射(L3、L4)
アキレス腱反射(S1)
という形で僕は行っています
神経学的所見をとって、触診などに移ります
微妙な具合の筋力低下は、言葉では伝わりにくいとは思いますが、あくまでも健側と比較しての差をみています
また、特に症状が強い時は必ずやることをおすすめします
症状が強い腰痛、下肢痛は、まずこちらで見れるものなのか、見れないのかをジャッジする必要があります
そのジャッジの一つとして、神経学的所見がありますのでやるようにしています
神経症状を伴うものなのか、違うのかしっかり鑑別していきたいです
じゃあね
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