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腰部脊柱管狭窄症で結果が出ないセラピストは見るべき記事

今日は実際行っている施術戦略について書いていきます

脊柱管狭窄症において患者の訴えで多いのは

①間欠性跛行

②下肢痛

ではないでしょうか

これらを取り除くための施術の戦略を書いていきます

戦略を立てる前に脊柱管狭窄症の痛み、間欠性跛行はどのようなメカニズムなのかを整理します

硬膜圧が上昇することにより、馬尾、神経根の阻血が起こる

硬膜圧が上昇することで、静脈の血流が悪くなり、付随して動脈の血流も悪くなります

動脈の血流が悪くなる結果、神経根の虚血が発生し、馬尾障害を引き起こすということになります

結果、痺れや間欠性破行が出現するということでした

立位姿勢の動体変化に伴う腰部脊柱管狭窄部の硬膜圧の変化をみると、後屈で圧上昇、前屈で圧減少がみられるそうです

歩行では

通常歩行の場合

硬膜圧は増加、減少を繰り返し、次第に慚増して硬膜圧は増強していきます

そして痺れて歩けなくなります

前屈位の歩行

硬膜圧は低いので歩行は割と長時間の歩行は可能になります

自転車走行

股関節屈曲位になることで腰椎が後弯状態になります

後屈は前弯が増強した状態なので、腰椎が後弯になるということは硬膜圧は減少します

つまり自転車走行では、硬膜圧は減少している状態なので長時間の走行が可能になるということでした

この事実を理解した上で戦略を練らないといけない

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