開業について書いてます

今日は自分ことを書きます

現在は、柔道整復師養成学校の教員として働いていますが、来年3月末で退職し、接骨院を開業します

まったく開業などする気がなかった僕がなぜ自ら進んで開業することになったのか

僕は施術が好きでしたが、開業には全く興味がなく、教員になり経済的には安定はしていました

だからずっとこんな感じでいいかなと思っていました

業務としては、附属接骨院で施術を行い、教員で授業もするといった具合で、定時で上がれますし、そんなに悪い勤務形態でもないです

転機になったのは2018年だったと思いますが、ある学会に参加します

講演されていたドクターが平均寿命と健康寿命の話をしていました

内容は平均寿命は伸びているが、健康寿命は伸びていないという話でした

・日本は事後処理型の医療で、起こってしまった病気に対して治療するのが普通である

・海外では、病気にならないようにする予防医学が発展している

超高齢化社会になっていく日本の高齢者の幸福度を上げるには、どれだけの期間健康でいられるのか

という内容でした

そんな事全く考えたことなかったですが、何か自分が貢献出来そうかなと思いながら聞いていました

そのうちに講演の話が聞こえなくなるくらい、自分の考えを探していました

講演からしばらく日にちが経っても、健康寿命をあげることを真剣に考えるようになっていました

そして考えるうちに自分の中で初めてやりたいことがみえた気がしたし、これだけ考えるということは何か意味があるのではないかとも思いました

そこで始めて、自分にはどんな能力があるのか、そして社会にはどのようなことがこれから必要とされるのか

自分の能力で、必要とされていることの中で何ができるのか

を真剣に考えて、実際に行動を起こしてみようと決めました

まず予防介護のことについて調べました

・予防介護のことを調べると事業自体に利益がそこまで見込めるような状態ではないようでした

予防介護を行うためには、ほかで利益を出して、お金が回る状態にしてからではないと出来ないという結論になりました

では介護事業をと思いましたが

・土地やテナントなどの資金が高いのでおそらく借り入れ不可能なこと

・介護施設での勤務経験がなく、知識が今の時点ではないこと

・街の信用がなく利用者を集客できないこと

という問題点があり、介護事業もとりあえずは出来ないという結論になりました

そして考えた結果、自分の中で情熱を注げるかつ資金面でもできる事業

これが接骨院でした

地域に根付く接骨院を作り、患者や町から信用を得る

幅広い年齢層の施術を行って、地域貢献ができる

まずはここから始めてみようと思います

そして介護事業や予防介護事業を行い、柔道整復師や理学療法士などの運動器疾患のプロと他医療職力を合わせて、介護にかかる高齢者を減らし、健康で長生きできるような未来を作っていきたい

という風に本気で考えてます

接骨院や治療院を一から開業することを考えている方は

僕が今後どうなっていくのかを見ていて欲しいと思います

たくさん失敗をすると思いますが、それも発信します

何かのヒントになれば幸いです

今までの流れとしては

整形外科勤務 →  教員、接骨院 →  開業

という流れになります

それでは今まで開業すると決めてから行なったことを時系列で書いていきます

2019年 

妻に開業することを伝える

2020年3月 

上司に開業する旨と、2022年(2年後)に退職する旨を伝える(2年間は学校が半日制から全日制への移行期で非常に忙しいので、全ての学年が全日制に移行する2022年に退職することにしました)

2020年4月〜12月 

接骨院に必要な物品リストをまとめる、おおよその経費をまとめる、開業場所を決める、院の理念、コンセプトを考える、問診・施術・固定法などをマニュアル化する、マーケティングを勉強する、お金のことを勉強する

2021年3月 

税理士に相談に行く、商工会に相談に行く

2021年4月 

会社の社長的な方に開業する旨、退職する旨を伝える、接骨院の物品業者との打ち合わせ(電療機器、物品など)

2021年5月〜6月 

ホームページに書く内容をまとめる

2021年7月 

ホームページ会社との打ち合わせを行う、療養費の勉強をする

2021年8月 

一緒に働くスタッフが決まる

2021年9月 

施術管理者研修を受ける予定

このような流れになりました

まだまだやることはたくさんありますが、不思議と今のところ辛いと思ったことは一回もありません

不安になることはしょっちゅうですが、やりたくて好きなことを仕事にすると決めたので進むだけです

開業してからの活動を皆さんにご報告できるのが楽しみです

明日も臨床頑張りましょう

ではまた







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