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手鏡日録:2024年3月22日
夏雲システムでの豆の木木曜句会の選句をしている。
いつも100句をやや超えるくらいの句数で、だいたい出句数(10句)と同じくらいを目安にいただく。
今回はそれをややオーバーしてしまいそう。
選の傾向はあまり意識していないのだが、好きだと思う句には「自分がこういうの作りたかったな」と思う句が含まれている気がする。
そういえば、豆の木に参加したばかりの頃だと思うが「楠本さんて選はわりあいにおとなしいのね」と言われたことがあった。そうかしら、とその時は思ったが、そうかもな、と今は思う。
おとなしいとか難しいとか、人から自分の無自覚な部分を言われると、その後も記憶に残っているものだ。合わせ鏡で頭の後ろ側を覗き込んだような、ちょっと奇妙な感じとともに。
選句に疲れると、他のことがしたくなる。
散文的なフレーズが浮いてきて、それを書き留めたら詩みたいになった。
俳句→川柳→短歌→俳句→文章と来て、ついに詩に至ってしまったのか。
明日は漢詩を書いているかもしれない。
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